自分らしさを大切に -9ページ目

品川にて元社長との邂逅

 

 
東京での一夜。

 

名古屋で取り引きのあった企業の元社長との邂逅。

 

会社を引退されてからは初めての食事。

 

現在は東京を拠点にして暮らしていらっしゃる。

 

店はその人が行きつけにしている品川のレストラン。

 

座る席まで決まっていているというから相当な常連だ。

 

急成長した会社を売っていまは悠々自適の生活。

 

それでも平穏な日ばかりではないと言う。

 

お金持ちにはお金持ちの悩みがあるらしい。

 

そんな話はなかなか聞けないのでおもしろかった。

 

元社長は、逆に小市民の私の悩みに興味をそそられたようだ。

 

お互い生活様式はまるっきり変わってしまったが、それもよし。

 

悔いのない人生を送りたいと思う気持ちは変わらない。

 

人生の終着点をめざすベクトルは同じ方向を向いていると感じた。

新潟の小体な鮨屋

 

 

 

新潟市内に宿をとったとき、ついでに近くにある食事処も予約しておいた。

 

一人で呑む酒は、小体な店がいい。

 

この日、私が選んだまちなかの鮨屋は私好みだった。

 

「極み」というコース名の地魚中心の特選十貫を握ってもらう。

 

鮨屋に入れば、すぐに握りを注文するのが私の流儀。

 

好みで選ぶのは面倒なので、コースメニューを選ぶ。

 

それを無粋と言われようが、気にならない。

 

「どんな鮨屋に入っても、上寿司一人前を頼んでおけば間違いない」

 

食通の山口瞳先生だって、そうおっしゃっているからね。

 

握りの合間に、もずく酢といくらの茶碗蒸しを追加した。

 

いくらは本当に高くなったと思うが、この料理はお値打ちだった。

 

しかも、ふんだんに使っている。

 

海のない私の地元ではこうはいかない。

 

これだけのことで、私は以前より新潟が好きになった。

新潟空港へ向かう機内から

 

 

 

出張で名古屋空港から新潟空港へ向かう機内から撮った写真。

 

真っ白な雪を抱く山脈のあとに目の覚めるような海原が現れた。

 

同じアングルで比較できる写真を撮ろうと、躍起になる私。

 

体を後ろに拗らせて、翼と空をバランス良く取り入れた構図を狙う。

 

不自然な体勢だから、腰ばかりか、首も痛い。

 

移動のときぐらい、ゆっくり休めばいいのに・・・・・・。

 

悲しいまでの職業病。

 

べつに悲しくはないか。

 

好きでやってることだから。