石川県「輪島朝市」の活気ある風景を描いた1980年刊行の絵本です。
野菜や魚に混じって、海や土のにおいも漂ってくるような
素朴で人肌の感じられる絵の味わいがステキです。
この絵本は能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の、
一日も早い復興への願いを込めて復刊されたそうです。
販売利益は、能登半島地震災害義援金として日本赤十字社に寄付されます。
だからといって、購入を促すためにブログでご案内したのではありません。
私は押し付けがましいことが嫌いです。
本当に良い絵本だと思ったのと、
絵本を通じた社会貢献の可能性に心打たれてご紹介させていただくことにしました。