宇野昌磨選手の言葉 | もっとよくなる

宇野昌磨選手の言葉

 

競技とは関係ないことでも好きになるスポーツ選手がいる。

 

昨日引退を発表した宇野昌磨選手がそうだ。

 

まだ10代の頃に彼が受けたインタビューで、話の前後はまったく憶えていないが、

「寝巻き」という言葉が口を衝いて出た。

 

私は一瞬、自分の耳を疑った。

 

えっ、寝巻き? 

 

平成生まれのきみの年代なら、パジャマと言うのが普通だよね。

 

でも、嬉しかったな。

 

こんな古風な呼び名がスラッと口から出たということは、

きっと他にも和言葉を大切に使っているに違いない。

 

ベストはちょっき、ハイネックセーターはとっくり、なんて具合いにね。

 

これらは私の勝手な妄想に過ぎないが、

日本古来から継承されてきた言葉があふれる家庭で育ったことは間違いないと思う。

 

そして、今や死語とも言える言葉を堂々とインタビューの中で使うなんて本当にステキだ。

 

宇野選手、お疲れさまでした。

 

ゆっくり休んでください。

 

ちなみに「寝巻き」は、室町時代からある言葉だそうだ。