普通の人が教えるエンディングノートインストラクター鈴木優治のブログ

今回は、先日新しいスタイルの葬儀会館を見学しましたので、ご紹介させて頂きます。

その施設はJR鶯谷駅から徒歩7分にある葬想空間 スペースアデュー です。

http://www.s-adieu.com/index.html

ここは、今までの施設と一線を画していて、

お泊りしながら心ゆくまでゆっくりと、故人とお別れが出来る事を

目指している施設です。従って旅館業の免許が取得され、宿泊設備が併設されています(お部屋・浴室とアメニティー・パジャマが取り揃えてあります)。


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また、ビューイングルームと言う部屋があり、遺体のご安置とご面会が出来ます。多くの葬儀会館が夜遅い時間にろうそくや線香を灯せないところが多いですが、ここは大丈夫です。

施設としては、和室、ダイニング、キッチン(冷蔵庫・IHキッチン・電子レンジなど)、浴室などが完備されているので自宅でお別れをするような感覚になるのではないでしょうか?遠方から来られる親戚の方などには、好評なのではと思います。また、葬儀のスタイルも伝統的な仏式から無宗教までいろいろな形に適用することが出来るようです(但し、従来の白木の祭壇がメインにある形ではありません)


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また、それぞれの部屋の内装が非常に凝っていて、洗練されていることも、大きなポイントの一つと思います。

今回この施設を見ていて、感じた事は、ここを使用するときには、

お葬式のプロデュース力が大変に問われると思いました。

(この企業様は、この能力があるので事業が成り立っているのですが)

遺族は悲しみにくれている時には、葬儀の企画運営を考える事は

まず不可能です。そんな時に、遺族の希望を聞きながら対応していく、コーディネート能力が問われる場面ですね。


パソコンやスマホはハードウエアとソフトウエアと分けられますが、葬儀にも同じ事が言えると思います。

葬儀会館(=ハードウエア)

葬儀(=ソフトウエア)

最近、ソフトウエアは専門家が特別な言葉を使用して創るものから、一般の人が少し勉強して創れる様になりました。従って、今後葬儀(=ソフトウエア)も私達が少し勉強して、自分たちで創り上げるものになっていくのではないでしょうか?葬儀って何故行うのか?しっかり意味を知ることが重要なポイントと思います。故人様の今生で最期の主役の式典、がお葬式と思います。自分らしいお別れの形がもっと出てきて良いと考えます。

このような施設のコピーは簡単に出来ると思いますが、運営は・・・さぞかし大変でしょうね!



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お墓も引越しできることをご存知ですか?

但し、お墓があるお寺のご住職が了解した場合の話です。


お墓を移転する事を、改葬と言います。

これをするには、市町村長の許可が必要です。

一般的には、以下の様な手順です。

新しいお墓を探します。


受け入れ先が決まったら、新しい墓地の管理者から書類をもらいます(「永代使用許可証」もしくは「受入証明書」)。


今のお墓がある市町村町の役場で書類をもらいます

(「改葬許可申請書」)。


今のお墓の管理者(霊園は管理事務所、お寺はご住職)    市町村役場で受け取った書類を記入してもらいます     (「改葬許可書」)。


上記2枚の書類を、今のお墓がある市町村町の役場に提出し、   改葬のための許可を得ます。


元のお墓にて、役所でもらった許可証を提示し、石材店さんに   お願いして、お骨をとりだしてもらいます。住職に「閉眼式」  「魂抜き」を行なってもらうのが一般的。


お遺骨や墓石を新しい墓地へ運びます。


新しいお墓の管理者に必要書類(「永代使用許可証」 もしくは「受入証明書」と「改葬許可証」)を提示して、ご先祖様をお納めします。新しいところで「開眼供養」「魂入れ」を行ないます。

お寺の住職は、檀家が減りその管理料が減ってしまう為、いろいろと理由を付けてこの話を拒むと思います(物分かりの良い住職さんに会えると良いのですが・・・)。改葬をめぐってトラブルになり、離檀料を要求されたとの話も聞きます。トラブルを避ける一つの方法としては、全て移動させてしまうのではなく、一部だけ移動させるとの方法もあります。管理料は二重になってしまいますが、大きく揉める事にはならないように思えます。


どのようにするのか?交渉力が問われますね。




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菩提寺が地方にある家って結構ありますよね。

そこのお墓の継承者は誰ですか?

毎年の管理のための費用は支払っていますか?

今は、法律上、支払いを止めてしまった場合、墓地に立て札と、官報にその事を載せて1年経過していれば無縁仏として改葬する事が許されています。

その例(宮崎県日南市の例)です。

無縁墳墓等改葬公告

〇〇〇〇〇〇〇〇〇のために無縁墳墓等について改葬することとなりましたので、墓地使用者等、死亡者の縁故者及び無縁墳墓等に関する権利を有する方は、本公告掲載の翌日から1年以内にお申し出ください。

 なお、期日までにお申し出のない場合は、無縁仏として改葬することになりますのでご承知ください。

平成〇年○月〇日

  - 墳墓等所在地 宮崎県○○○○○○○○○○

  - 墳墓等の名称 ○○○○○○○○○○

 *- 死亡者の本籍及び氏名 宮崎県○○○○○○○○○○ ○○○○

  - 改葬を行おうとする者 宮崎県○○○○○○○○○○ ○○○○

 * 死亡者の本籍及び氏名が全く判らない場合は「不詳」と記す。


年にお盆とお彼岸にお墓参りに行っていれば、事件に巻き込まれることはありませんが、海外赴任してしまったとか、病気になってしまいお墓参りが出来なかった時が問題です。


機会がある時にしっかり確認しましょう。