テレビドラマ「GTO」が始まりました。
 第1話を見た感想を述べたいと思います。

 1998年版のときは現役の高校生で,出演生徒と同世代でしたので,熱心に見入っていました。
 今回,28年ぶりに続編が放映されるということで,楽しみにしていました。


<2026年版全体の概要>
・鬼塚先生は冬月先生と結婚した
・鬼塚先生は教師を続けているが,何度も学校をクビになった
・教え子が人事を務める誠進学園への採用が決まる
・誠進学園の生徒たちは周りに無関心で,何事も効率重視で考える
・誠進学園には生徒が教師を評価する制度がある


<第1話のあらすじ>
・鬼塚先生は,赴任した誠進学園の1年B組を担任することになる
・生徒の一人・片山健太が長期不登校であることを知り,家を訪問する
・健太は「もうすぐ死ぬ」と宣言し,鬼塚先生を心配させる
・健太がSNSで自殺幇助団体を見つけ参加するが,すんでのところを鬼塚先生に救われる
・健太が塞ぎ込んでいる理由が,父との不和であることがわかる
 しかし,健太が生きる決意をしたあと,父は健太に理解を示す
・健太は登校を再開し,鬼塚先生は感極まる
・そんな鬼塚先生の熱意を邪険に感じた生徒たちは,鬼塚先生に低評価をつける


<見どころ>
・主題歌が前作同様に「POISON」だった
・鬼塚先生が教頭に昇格した中丸先生と再会し,「内山田」と言い間違えた
・鬼塚先生が元暴走族だと知った校長が過剰に驚愕していた
 (校長を演じる宇梶剛士さんは暴走族の総長だった過去がある)
・クラスでの自己紹介の演出が1998年版のオマージュになっていた
・鬼塚先生は相変わらず破天荒だが,齢相応にかなり丸くなっていた


 学園ドラマ自体,見るのは久しぶりでした。
 昔のように教師が全力で生徒にぶつかるという指導が難しくなった昨今,鬼塚先生がどのように生徒たちと関わるのかが見ものでしたが,一線を越えない範囲で鬼塚先生らしさがちゃんと出ていて良かったです。
 また,昨今のドラマのように,初回からあちこちに伏線が張り巡らされているような複雑なドラマではなく,一本筋を丁寧に見せるというシンプルな構成だったことも好印象です。

 第1話では,不登校かつ自己肯定感の低い生徒と対峙しました。基本的には1話完結になるはずなので,エンディングまでに解決することは予想できました。
 最後は健太の父親を一喝して終わるのかと思いながら見ていましたが,そういうストーリーではありませんでした。あくまで,生徒と教師が1対1で問題を乗り越えたという流れでした。

 第1話は,鬼塚先生に低評価が殺到するという不穏な終わり方をしましたが,現時点で鬼塚先生に不信感を抱いている生徒たちが,最終回までには全員が心を開くことと思います。その過程がどう描かれるか,続きを楽しみにしています。