非・常識な経営発想術 -134ページ目
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1年の目標設定

新年明けましておめでとうございます。

2009年初日は雲ひとつない快晴です。

皆さんは、今年はどんな目標を掲げていますか?これからじっくり考えても遅くはありません。

1年のスタートをきるのには、しっかりとした目標設定が必要です。

私の仲間の経営者たちは、よく「来年の目標は?」「これからどうしたいの?」などの質問に、すぐにストレートに答えてくれますし、目標がしっかりしています。

経営者の中にも何も考えていない方もいます。びっくりですけどね。

私は、「目標」は手が届かないような大きなところに設定するのがいいと思いますし、今までもそうしてきました。

その目標に向かい、じっくりとプランを考えていきます。何にもないところから自分で、目標をかなえるためにじっくりとプランを練るのです。創造するのが好きなんですね。

プランは、私の場合、「タスクリスト」をまず作成していきます。自分が「目標」に向かってやるべきことを、とにかく書きだすのです。そして書き出したものを、重要ですぐにやるべきもの、重要だけど緊急ではないものなどに分けていき、1年のプランの場合「、上半期」、「下半期」に分け、次に「3か月クオーター」ごとに分け、「1か月」、「1週間」という具合に落とし込んでいきます。

皆さんも、これぐらいは解ってはいるはずです。しかし習慣化されていないのではないでしょうか?

私の場合、1週間のスケジュールにも「タスクリスト」を取り入れていますし、そのタスクリスト作成時間も習慣化しています。これは、毎週月曜日の朝です。ほとんど、月曜の午前中は、1週間のスケジューリングで終わってしまします。このぐらいじっくりとプランを練らなければ、思ううようには進ませんし、「目標」からずれてしまいます。それが怖いのかもしれません。

そしてじっくり考えてから行動に移し、「PDCA]を繰り返すのです。大したことではないのですが、習慣化すれば、成果は必ず出てきます。

私の場合、そのスタイルは、レバレッジの本田直之さんに教えていただきました。本田さんは私が尊敬している1人で、その考え方には、すごく納得できるものです。「目標」設定も、日々のスケジュールも本田さんに教えていただいたのをマネさしていただき、それを習慣化するようになりました。

皆さんも2009年を素晴らしい1年にするために、この休み中にゆっくりと考えてくださいね。

一番安い自己投資の方法

皆さんは、自己投資されていますか?仕事をして一生懸命稼いだお金で、自分に対してご褒美を与える。好きな服を買ったり、おいしいものを食べる。これももちろん自分に対してのご褒美には違いありません。

でも、「もっと収入があったら、もっといいブランドの服が買えるのに、高級なレストランで食事ができるのに」と思っていませんか?

私もそう思います。

でも、皆さんの収入は急に増える事もありませんよね。もし増えるとすれば、ボーナスぐらいでしょうか?

では、どうしたら収入を増やすことができるのでしょうか?

ギャンブルや宝くじなんかではありません。もっと上手に少しずつではありますが収入を増やす方法があるのです。

では皆さんに質問です。皆さんは「1ヶ月の収入の中でいくら自分のスキルアップのためにお金を使っていますか?」「1日の中で、そのスキルアップの時間に使っていますか?」

私が思うところ、ほとんどの人がゼロではないかと思います。ほとんどの人がスキルアップの自己投資はしていないのです。

よく考えてください。私は、高校時代、野球をやっていました。当時は県内でも強豪校として知られ、私が入学する前の年に甲子園に出場しました。今でも思い出しますがその練習の厳しさは半端ではありませんでした。毎日々夜遅くまで練習で、早朝練習まであったものです。そんなに練習して、試合はほとんど無く週末にあるぐらいでオフシーズンはただひたすら練習のみでした。

勉強でも同じだと思いますが、受験のために過酷な勉強を続けてきたのでは無いでしょうか?

試合と練習の割合は、1対9か2対8ぐらいではありませんか?

私だけではありませんが、皆さんがそうですよね。

でも、これをビジネスにたてかえると、仕事のためのスキルアップは、ほとんどの人がゼロです。練習もしないで試合に行くのと同じですから、まるで草野球と同じですよね。

私が言いたいのは、自分に対しての投資は、少しでもいいですから、「1日の中でスキルアップできる時間をつくりそれを習慣化すること」「収入の中から1万円でもいいから自己投資(スキルアップ)する費用を予算化すること」が欲しいということです。

そのスキルアップの方法として、お勧めするのが、「読書」です。私自身読書は、スキルアップに必要な最も安い自己投資(スキルアップ)方法だと考えています。

私の場合、1日の中で、朝のバスタイムの中で30分~1時間、通勤の電車の中、出勤前のカフェで30分~1時間、昼休み、帰りの電車、夜のバスタイムと、よほどのことがない限り、習慣化されていますので毎日が同じペースです。最初はなれるのは大変ですが、慣れれば別にどうって事がありません。

実際に読む本の和は、30~40冊ぐらいではないでしょうか?1ヶ月に40冊は買うでしょうか?その金額は、1冊1500円として月に6万円になる計算ですが、私の場合、上手に中古本(ブックオフ)を利用していますから、半分くらいで済んでいます。

ジャンルは、ほとんどがビジネス関係ですが、目標を決めて読むので、今知りたいことを続けて読むようにしています。

そのジャンルの本を1冊だけという方もいますが、それは危険です。その人の言うことが本当かどうか解らないからです。何人かの意見を聞いて自分なりに判断する。そして自分のものにできれば、スキルアップにつながります。

皆さんの1番安い自己投資方法の「読書」をされてみてはいかがでしょうか?お勧めです。


時流の変化

はじめまして、阿部です。

早いもので今年も今日を含めてあと2日になりました。皆さんにとってはどんな1年だったのでしょうか?

私個人としては、今までの価値観がガラリと変わった大きな節目の1年だったように思います。

ごらんのようにサブプライム問題で、リーマンブラザーズが破綻し、その影響はアメリカだけではなく、世界中に影響してきています。日本の経済もその影響をまともに受け、経済が急激に失速してきました。金融情勢や雇用情勢も悪化し始め、先行き不透明な時代に入ったようにさえ感じてきます。

今後は、益々厳しい時代になるのは間違えありません。日本のマーケットも縮小し2050年には日本の人口が半分になるとさえいわれてますから、日本というマーケットからグローバルな経済を目指していくことでしょう。

今までの価値観を変えるのは、皆さんにとっては大変難しいのかもしれませんが、この迫られている現状を打破しない限り、未来を開けないと私は考えています。

世の中の流れをを肌で感じ、それを受け止めながら自らも変化していくことが必要です。この年末から新年のスタートに向けて、心身ともにリフレッシュし、いいスタートを切りたいと思います。

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