高速で帰省中に愛車を守る方法 | 子育てオヤジの気になる情報源

高速で帰省中に愛車を守る方法


ETC 2011年度 年末年始割引情報

2011年 年末年始全国高速道路ガソリン価格比較



先程 高速でのガソリン補給について調べていたところ

ちょっと気になったことがあったので書いておきます。


2010年お盆期間のJAF(日本自動車連盟)出動記録によると、

全体の出動件数は前年よりも約4400件少ない約7万9400件だったそうです。


ところがこのうち「パンク」による出動は474件増の8986件で、

全体の理由に占める割合も10・1%から11・3%までになりました。


ちなみに燃料切れは192件増の3304件。


なんと、ダントツで「パンク」の発生件数が多かった、ということになります。


もちろんお盆の時期ですので

長時間高温のアスファルト上で渋滞にハマってしまった

という理由もあると思いますが、


それでも多いんですね・・・、パンク。


普段ご近所でしか運転しなかったり、

平日はほとんど運転しないサンデードライバーの方なんかは、要注意です。



おまけにこの時期(冬季)は雪や凍結によるタイヤトラブルも多発しますので、

夏場よりもタイヤに関しての出動はさらに増えることもあるでしょう。



-----------------------------------------------------------------

以下にタイヤ点検における7つのチェックポイントをまとめておきます。




1 空気圧チェック    



・ 空気圧は少なすぎても多すぎてもいけません


・ 走行前のタイヤが冷えている時に調整する。


・ 車の取扱説明書か車両のドア付近に書かれている、メーカーの指定空気圧で入れる。


・ バルブの点検は石鹸水をバルブ口につけて確認。キャップの締め忘れに注意する。


・ リムフランジ部(ホイールのタイヤに接する部分)の変形がないかを点検する。




2 残りミゾチェック  



・ タイヤの残りミゾは1.6mmより小さいければ危険なのですぐにタイヤ交換を。


・ 使用限界の目安、スリップサイン出ていないかチェック。

  タイヤ横面の△マークの位置で、タイヤのミゾが消えてしまっていたらタイヤ交換。


・ 積雪時や凍結路での走行の場合は冬用タイヤの残りミゾが新品時の半分以上は必要です。




3 キズ・偏摩耗チェック



・ タイヤのキズが内部の層まで行ってる場合はキズの進行が進みやすいので要注意。


・ 内側や外側だけがすり減った偏摩耗のタイヤは、弱くなったところからバーストするおそれあり。


・ 劣化によるゴム割れを起こしているタイヤも高速走行では危険なので交換したほうが良いでしょう。





4 ガタチェック



ホイールを留めているナットが緩んでガタつくと最悪の場合タイヤが外れてしまうので、

特にタイヤの付け替え後以下のポイントをチェックしてみましょう


・ ナットがしっかり締まっているか

・ ナットとホイールの当たりがズレていないか


タイヤ交換後1000km走った後に再度締め付け、緩みをチェックしましょう。



5 応急タイヤチェック



これは、ほとんどの人がやっていないと思います。

パンク発生時いざ応急タイヤに交換、というときに、空気圧が低すぎて使えないことがよくあるそうです。


面倒くさいですが、1シーズンに1回はやっておいたほうが良さそうです。





6 走行時の注意点



高速道路走行中にパンクなどの異常が生じても、

特に後輪の場合は、なかなか気がつかない場合もあるようです。


しかし、異常をきたしたタイヤが前輪であれば、ハンドルが取られるだけでなく

高速度走行のために、最悪の場合は操縦不能に陥ってしまうこともあるので、大変危険です。


パンクに気づいたら、安全を確認しながらすぐに車を停止させるのが、

タイヤのダメージを小さくするポイントです。

ただしトンネル内や分岐点などは危険なので、

危険エリアで異常に気づいた場合は、そこを抜けてから停車するようにしましょう。


基本的に高速道路内のすべての場所は後続車から追突される危険が大きいので、

必ずハザードランプや三角表示板、発炎筒などで後続車に以上を知らせながら停車してください。




7 駐車時の注意点



普段の駐停車の時に縁石ぎりぎりに止めないことがポイントです。

こうするとタイヤやホイールにダメージを与ずに済みます。


縁石などにタイヤの側面をぶつけ、タイヤホイールをキズつけてしまうと

キズの程度によっては、走行中にバーストする危険があるからです。


また、ホイール側面のリム部が曲がると、空気漏れを起こす危険もあるのです。






-----------------------------------------------------------------



パンクの応急修理セットは、空気モレ程度の軽度のパンクにしか使用出来ませんが、

いざという時のためにひとつ車に入れておくと安心でしょう。





タイヤ交換なしにパンク修理が出来る(コンプレッサー付属)