社会を守るために、医療機関の方々は本当に大変なご苦労をされています。当社もいくつかの地域拠点医療施設の維持工事をさせていただいていますが、頭が下がる思いで関係の皆様を見ています。

医療現場の環境を一段と整えるためのクリーンルームの増設工事を依頼いただき、先ごろ完成し、試運転も完了しました。

医療する側が、患者様をより健康にするという意識になりがちですが、様々な病気やケガが治癒するのは、医療サイドの皆さんが健康で治療に専念してもらってこその話しです。

「医療崩壊」などという、いままで思い見なかった言葉がテレビでも流れていますが、医療・行政・一人一人の意識が通じ合って、より良い医療体制を維持し続けていただきたいと改めて思いました。

今年もいくつかのインターンシップの依頼を受け、当社も「楽しみにしているので、是非来てください。」と既に返事しています。

過去数年間、大学生・専門学校生・工業高校生を毎年2名~5名来ていただきました。時期や期間は、様々です。夏頃に2週間の場合もあれば、秋頃に1週間の場合もあります。学生さんの都合の良い時期、良い期間に、何か学んでもらえたら幸いと思い実施しています。

社会を見渡すと、昨今は、採用の一環としてインターンシップが行われているのではないかと違和感を感じてしまう事もありますが、当社は、出来るだけ本来のインターンシップでありたいと思っていますので、学生さんにとって可能であれば、出来るだけ長い期間学んでいただいて、それぞれの今後の学生生活に活かしてもらいたいと思います。

来ていただいた方や学校様からお礼を言われますが、実は、当社の技術者や職方の人たちが一番楽しんでいます。

実際の仕事に加わってもらい、たくさんの職人さんたちと触れてもらいますが、職人さんたちも仕事の合間にあれこれ話しかけたり嬉しそうです(右端に立っている3人のうち1人が左官職人さんで、右手で差して教えています。あとの二人がインターンシップ学生さんです。)。現場監督員も、現場の指示をしながら、学生さんたちの足元に危険がないか気にしています。

今年も春先以降、建設業を目指す学生さんが訪れてくれるのを楽しみにしています。

阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとする様々な災害を忘れず、防災の意識や助け合いの気持ちを忘れないように、西宮青年会議所が令和2年2月8日に行った阪神淡路大震災追悼事業に協力させていただきました。追悼の花火を打ち上げ、防災意識を多くの人々の心に届けようという事業でした。建設業は防災と深い関係があることを、我々自身が強く意識するために微力の協力をさせていただきました。