アメリカの支援団体とアーティストの呼びかけよって、集まった折り鶴200万羽。

それをそのまま被災地へ送ってこられたら、
ありがたいけど置き場に困っていたことでしょう。


今回すごいのは、その折った折り鶴を現地に送るのではなく、
アートの素材として使ったこと。


そしてできた作品がこちら。




200万羽の折り鶴で、大きな鶴を作りました。

しかも、1羽につき2ドルの寄付をしています。
寄付金は支援団体から出されるのですが、ここまで折り鶴が集まるとは計算していなかったようで、
当初の寄付金は20万ドルを目標にしていました。(ようは鶴10万羽を目標)

ところが、それをはるかに超えた200万羽が集まったため、
20万ドル予定だった寄付金を40万ドルにはねあげてくれたようです。


ちなみにこの折り鶴を使ってアート&寄付というのは、
他団体や大学でも行われていました。

なんで募金ではなく、折り鶴なのか?


アメリカは寄付大国です。

お金を持てば、寄付をする。それが普通の社会です。
ビル・ゲイツなんかは有名ですよね。
芸能人でも、スポーツマンでも、経営者でも、一攫千金を当てたらごっそり寄付をする。
そんな社会なので、普通の学生でも、社会人でも、日本人に比べればとんでもない回数と金額の寄付をしています。
なので逆にいうと、寄付に慣れてるんですよね。
街頭募金なんてしても、ほとんど集まらない。
みんな違うとこで寄付してるから。
普通にお金だけの寄付を募っても、たいした金額にはならない。
みんな違うとこで寄付してるから。

なので、何かアクションが必要なんです。
他とはちがう、何かをすれば、注目されやすい。
それで目にとまったのが折り鶴だったようです。



ただ、アメリカには折り鶴がないように、折り紙がありません。
売ってるところもありますが、とっても稀です。
なので、綺麗なラッピング用紙やコピー用紙など、不要な紙を正方形にカットするところから始めたようです。


同じ折り鶴の取り組みは、Amazon.com(Amazon.jpではないです)でも行われていました。
Amazonは、折り鶴を折ったものを送ってくれば1つにつき2ドル代わりに募金するというもの。
お金がなくて募金ができない人たち、お小遣いが足りなくて募金できない子供たちの代わりに、
折り鶴を折ってくれた報酬として2ドルだし、それを募金するという仕組みです。
日本よりもはるかに貧富の差が激しいアメリカならではの取り組みだと思います。


最初のおりがみアートの記事はこちら