ヨガの本というと、都会のOLが会社帰りにやっているような、様々なポーズが掲載されたものをイメージする方が多いと思います。しかし、本書では、『心身の調和を理想とする哲学であり科学』、『人間という生物の持つ能力を最大限に発揮する方法』と書かれています。よく見かけるヨガのポーズは、その為の手段の1つでしかないのです。
沖ヨガには、『功徳(御利益、良い行い)を求める者はヨガをやるな』という教えもあります。やはりヨガとは、精神的なものが大きいのです。『求める者は報われず、求めぬ者は報われる』。そんな悟りの心が大事なようです。対して、現代人は健康、美容などの利益を求めてヨガをやる方が多いと思います。
異文化交流とは難しいもので、都合の悪いところは無視され、自分の国の文化や利益に合わせて解釈される傾向があります。中国から来たラーメンが日本食扱いになったり、逆に日本のキャラクターや商標が中国で強引にパクられたり・・・。これも私欲が出て、互いの尊重ができていないからでしょう。
何かを学ぶ時は、我欲やこだわりを捨て去り、都合のいい所も悪い所も受け入れる。これが本当に“学ぶ”事なのだと気付きました。
