何故これを読んだのかというと、前回の『菜食で平和を!』内で、著者の船瀬俊介さんが必読の書として紹介していたからです。中には、“フリーメイソン”や“イルミナティ”などの秘密結社が行ってきた陰謀の数々が書かれていました。近代の世界史や、誤った医療や栄養学にも、これらの秘密結社が関わっているそうです。
“ソロモンの印章”、“賢者の石”、“契約の櫃”、“薔薇十字団”、“ウジャトの目”、“ヨハネの黙示録”、“人類10億人計画”・・・。オカルトというか、宗教的というか、厨二というか・・・。そんな非現実的な文章ばかりで、信じ難い内容でした。
しかし、それを裏付けるようなデータもあり、絶対にありえないとは言い切れないように思えました。
そして、自分が最も気になったのは、以下の写真です。
これは1995年に、アメリカのスティーブ・ジャクソン・ゲームズから発売された、『イルミナティ・ニューワールド・オーダー』というカードゲームのカードです。イルミナティは、堕天使ルシファーを崇めるグノーシス主義の団体で、これはそれをモデルにしたカードゲームです。
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カードに書かれた英文を訳すと、「日本は、化学やコンピュータグループを、直接支配するために、+6のパワーを持っています」
となります。
しかし、自分には絵柄の上の両角が遺影のようになっていることから、「日本はイルミナティ支配下のコンピューターとなり、国家と民族は滅亡した」と表現しているように見えてしまいます。本書内には、イルミナティが日本を支配下に置こうとする推理文が他にもあります。
このカードゲームは、日本でいう遊戯王やデュエルマスターズのように、普通に発売された商品なのですが、東日本大震災や9・11を予言するかのようなカードもあり、陰謀論者の間で話題となっています。
本書の最後には、アメリカの異常気象や地震を起こす兵器「HAARP」や、全人類へのマインドコントロール兵器による洗脳計画について書かれていました。こんなもの起こる確証はありませんし、被害妄想すぎるとも思えます。自分も信じている訳ではありませんし、外れて欲しいと思います。
本書の内容が本当にせよ、外れにせよ、現代社会において、自分の信念を持たなければ、誰かに振り回されて終わるのは確かです。それが秘密結社か、国か、社長か、家族か、それだけの違いです。
中国の『論語』にはこうあります。
「大軍であっても、その司令官を奪い取る事はできるが、たった1人の男であっても、その志さえ奪えない。」
何を相手にしても決して揺るがない志。それを追求していきたいものです。


