高校1年生の時だったか、
初めて京都の磔磔っていうライブハウスに行った。
薄暗くて狭くて大人の雰囲気だったことは覚えている。
その日は確か、大みそかで。
磔磔の大みそかと言えば、『憂歌団』だった。
目の前の4人の演奏と歌に
感動し圧倒された。
以後毎年、
大晦日に生『憂歌団』を見に行ったけど
そのうち磔磔ではやらなくなった。
ファーストアルバムも持っていた。
これは、磔磔の入り口だと思う。
みんな若い。
当時の同級生は、聖子ちゃんやら明菜ちゃんやらで
このレコードに興味を示す人は誰もいなかった。
この大切なレコードも
どさくさに紛れてどこかへ行ってしまったけど
擦り切れた僕のファーストアルバムを
今も誰かが大切に持っていてほしいと思う。
ライブでは、『スティーリン』が
特に盛り上がった。
今でも好きなこの曲の作詞に
有山淳司が関わっていたことを
今日初めて知った。
ベースの花岡さんが亡くなられたことも
今日初めて知った。