韓国の朴槿恵大統領は、親友の女性実業家・崔順実容疑者の国政介入疑惑をめぐり、現職大統領として初めて捜査を受けることになりました。
事の発端は、崔順実容疑者のパソコンから、崔順実容疑者と朴槿恵大統領との親密な関係が明らかとなり、国の機密情報を漏らしていたことから始まりました。
その一件から、朴槿恵大統領の『国財の私物化』が問題となり、親友の崔順実氏をはじめ、安鍾範・前大統領府政策調整主席秘書、チョン・ホソン前付属秘書官、チャ・ウンテク・映像監督など、芋づる式で次々と逮捕される異常事態となっています。
これらの件に関して報道では、朴槿恵大統領が、崔順実容疑者に対して、『演説草稿などの機密内容』『韓国と北朝鮮の軍当局の秘密接触情報』『朴槿恵大統領を訪問した日本の特使団への対応』などを相談し、果てには『服装の相談』などといった細かいことまで指示を聞いていたとされており、宗教的なマインドコントロールを受けていたのではないかという疑惑がもたれています。
アメリカ大統領選と時期が重なり、話題が逸れる形となっていましたが、一国のトップの大スキャンダルに、韓国では大騒ぎとなっています。
事件関係者に、社会的な優遇措置を施していたとされており、朴槿恵大統領の支持率は5%にまで低下、19~29歳の若年層に至っては、支持率0%という数字を残しています。
今年の初めに40%近くあったわけですから、その低下ぶりは凄まじいですよね。
韓国国内では、すでに退陣を求める声が日増しに強まっており、「反トランプデモ」ならぬ「反朴槿恵デモ」が各地で行われ、退陣も時間の問題となっています。
アメリカの動向が気になる今日この頃ですが、隣国である韓国の大スキャンダルも、少なからず日本に影響を及ぼすことになるでしょうね。
慰安婦問題など「反日」政治を行いながらも、なかなか国内情勢を安定させるようなリーダーシップを見せることが出来ていなかった朴槿恵大統領。
このような筋書きがあったのかと驚きが隠せませんが、この問題の闇はまだまだ深そうです。
日本も隣国である以上、影響は免れないでしょう。
アメリカに続き、トップの交代が濃厚となった韓国。
またもや、安倍首相の手腕が問われることとなりそうですね。
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