先月31日、ハロウィーン当日を迎え、毎年、最も混雑する渋谷周辺には、今年も仮装した若者や仕事帰りの人たちが殺到し、警視庁は午後7時過ぎから、29日、30日の週末に続いて、渋谷駅前の一部の車道を通行止めにして、歩行者に開放しました。
今年も、リオ五輪で安倍首相が扮したマリオや、最近アメリカを巻き込み大ヒットしたピコ太郎、定番のゾンビなどといったコスプレをした人たちが、街を埋め尽くすように集結しました。
私も、友人に誘われ、ハロウィンイベントに少し顔を出させていただいたのですが、その異様な空気に慣れることが出来ず、そそくさと帰ってしまいました。
しかし、電車の中でも、当たり前のようにコスプレをした人たちが乗っている様子を見ると、ハロウィンはすでに定着済みで、私のような人がむしろ置いていかれているというのを実感しましたね(笑)
皆で盛り上がる事の出来るイベントが増えるのは、とても素晴らしいことですが、街で大騒ぎする事が定例化すると、注意すべき点も多く発生します。
毎年のように発生するのが、人混みみまつわる「犯罪」です。
今年も、痴漢関連の犯罪や、喧嘩騒動による逮捕者などが続出したようです。
交通網も混乱してしまうハロウィンでは、家に帰れなくなった人を狙った犯罪も増加しているようで、そういったことに対する対策も早いうちに練っていかなければいけませんよね。
逆に、毎年のように警鐘を鳴らしていた「ゴミ問題」は、その効果があったのか、徐々に解消されてきているようです。
『ハロウィン=迷惑』といったレッテルをなくそうと、コスプレをしながらゴミ拾いを行う人たちが徐々に増えているようなんですね。
コスプレをして歩くというのは、普段なかなか出来る事ではないので、「コスプレ好き」が増えている現代では、こういった日があるのは大歓迎でしょう。
しかし、おじさん臭いことを言うようですが、盛り上がるイベントの中でも、「ルール」「マナー」というものは存在しており、それを守れないようなイベントは、いずれ必ず廃れていきます。
きちんと周りに配慮をすることで、今後とも子供から大人まで楽しめるハロウィン文化が長く続くことを期待したいですね。
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