今月２２日より行われていた、プロ野球日本シリーズ・広島カープ対日本ハムファイターズの第６戦が、今月２９日に行われ、日本ハムが広島カープを４－１０で破り、１０年ぶり３度目の日本一に輝きました。
２５年ぶりの優勝を決め、お祭り騒ぎだった広島カープは、初戦から２連勝を飾るなど健闘をしましたが、「力尽きた」という言葉がしっくりとくるように、そこから４連敗を喫してしまいましたね。
黒田選手の引退も含め、カープファンとしては日本一を強く期待していたため、非常に悔しい結果となってしまいましたが、１試合１試合の内容は、非常に面白いものでした。
最終戦となった第６戦は、関東地区での平均視聴率は２５．１％、広島地区では５４．９％、札幌地区では５０．８％と、非常に注目されていたことがうかがえますよね。
今回行われた全６戦の中で、サヨナラゲームが２回、８回での決勝点が２回と、最後までファンをハラハラドキドキさせる展開が続きました。
しかし、この４ゲームは、全て日本ハムが勝利という結果となり、「レギュラーシーズン８９勝のうち逆転試合が４５試合」という『逆転のカープ』と呼ばれたお株を奪われる形となりました。
第３戦で大注目の大谷翔平選手がサヨナラヒットを決めてから、一気に流れが日本ハムへと傾きましたよね。
やはり、チームの顔が決めると、チーム内の士気も大きく変わるのでしょう。
悔しい結果となりましたが、レギュラーシーズンで１１．５ゲーム差をひっくり返した日本ハムは、やはり相当強かったですね。
黒田選手が引退し、カープの来季を不安視する声もありますが、去年エースで柱だった前田健太投手がメジャー移籍した際も、同じ声が聞かれたにもかかわらず、シリーズ優勝を決めることが出来ました。
また、日本ハムが優勝を決めた第６戦の試合終了後、広島カープの選手は深夜までバッティング練習を続けていたそうです。
今年の悔しさと経験を糧に、来年どこまで飛躍するのかが非常に楽しみですね。
日本ハムファイターズのファンの皆様、おめでとうございます！
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