先週土曜日、25年ぶりに広島カープがリーグ優勝を果たしました。(そろそろしつこいですね(笑))
今日、優勝決定後、初めての地元・広島入りとなり、広島駅には1500人を超えるファンの方々が集まったそうです。
平日にもかかわらず、多くのファンが凱旋を見守ったようですね。
前回・前々回の記事で、神ってる投手・野手に焦点を当てて、書かせていただきましたが、去年と大幅な戦力変更があったわけでもないにかかわらず(マエケンの移籍、ルナ・ジャクソン・ヘーゲンズの入団などはありました)、大幅に成績アップしたのには、やはり首脳陣の変革が大きな影響をもたらしたのでしょう。
コーチ陣については、カープファンの中では、高ヘッドコーチ、河田外野守備走塁コーチ、石井琢朗・東出輝裕打撃コーチの存在が大きかったという声が最も多いです。
高ヘッドコーチは、昨季、広島カープの2軍を貯金20で終わらせた手腕を買われ、1軍のヘッドコーチに抜擢されました。
高コーチの豊富な経験と柔軟な発想は、昨季流れていたコーチ間、コーチ選手間のコミュニケーション不足を見事に解消しました。
また、試合がない日の野手練習をなくすなど、選手のコンディションにも徹底的に配慮することで、大きな怪我で離脱する選手はいなくないりました。
河田外野守備走塁コーチは、西武ライオンズの1軍外野守備走塁コーチの契約満了により、広島カープにやってきました。
河田コーチは、本来カープが目指していた『機動力野球』を実践し、現在までに、セリーグ唯一の3桁盗塁数「114」を記録しています。
また、今季から導入された『コリジョンルール』を徹底的に研究し、3塁コーチャーとしても、得点力アップに大いに貢献しました。
石井琢朗・東出輝裕打撃コーチは、今年からの就任となりました。(石井コーチは守備走塁コーチ、東出コーチは選手兼コーチでした)
何といっても、今年の象徴『ビッグレッドマシン』を作り上げた功績は大きいですよね。
石井コーチは、現役時代、2432本の安打を打った、まさに「天才打者」でした。
そして、東出コーチは、自らを「凡人」と例え、新井選手とともに現役時代、広島でしごきにしごかれた選手でした。
石井コーチの「天才理論」と、東出コーチの「通訳」によって、セリーグ1の得点・本塁打数・打率を誇る重量打線が出来上がったんですね。
プレーするのは選手であり、活躍するのも選手。
野球ファンでも、選手の名前は知っていても、コーチの名前までは知らないという方も多いでしょう。
しかし、彼らのような『縁の下の力持ち』あってこそ、表舞台に立つ人たちが輝けるんですよね。
どんな世界においても、その人たちへの『感謝』を忘れてしまっては、成長することは難しいでしょう。
カープの優勝を実現させた、彼らの活躍は、まさに『神って』いましたね。
明日の記事は、もちろん・・・あの人について書かせていただきたいと思います。
P.S.
今週は、25年ぶりの想いをぶつけるために「広島カープ週間」にしようと思っています。
大変勝手ですが、カープの話ばかりつまらないという方は、来週20日(火)の記事に、また戻って読みに来ていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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