広島カープの優勝までのマジックがついに『2』となりました。
本日行われる試合で、広島カープが中日ドラゴンズに勝ち、2位の読売ジャイアンツが阪神タイガースに負ければ、25年ぶり悲願の優勝となります。
四半世紀の時を経て、ようやく『優勝』という文字に手が届くという想いで、カープファンはそわそわしっぱなしでしょう。
もちろん私もその一人で、どうしたら東京でカープ優勝の喜びを分かち合えるのかを、朝から必死で模索しています(笑)
カープを応援しているお店はすべて予約で一杯で、一部居酒屋では「全品無料」など、信じられないようなサービスを行っているようです。(どこも予約で一杯で、どこにも入れなさそうなので、とりあえず瓶ビール1本だけ買いました(笑))
カープファンが、どんな想いで、この『25年』という歳月を待ち続けたかというのが伝わってきますよね。
25年前、1991年のメンバーといえば、投手は、現在2軍投手コーチの佐々岡真司選手がエースを担っており、北別府投手や大野投手などの大投手が、野手も、前監督の野村謙二郎選手や、広島のレジェンド前田智徳選手、面白解説でお馴染みの達川光男選手などそうそうたるメンバーが名を連ねていました。
しかし、現在、現役選手の中で優勝を経験した選手は一人もいません。
新人王投手・澤崎選手や現阪神監督・金本選手、現楽天・栗原選手など、素晴らしい選手はいたものの、投手が良い年には野手が悪く、野手が良い年には投手が悪いという、嚙み合わないチームバランスで、1998年から2012年までの間には、15年連続Bクラスという、長期にわたる低迷期を経験することとなりました。
そんな弱いチームだったのですが、それだからこそ、カープファンのカープ愛というのは、どの球団にも負けないものを持っていると自負しています。
まず、「1勝」に対する喜びが全然違うんですよね。
「負ける」事が当たり前だった時代を乗り越えているからこそ、強くなったカープに対する喜びはひとしおです。(むしろ、少し戸惑っています(笑))
他の球団のファンに「今年はカープで決定」と言われても、「まだ逆転される可能性あるけぇ気ぃ抜いたらいけんよ」と、最近まで疑ってかかっていたほどです。
そんな弱いカープでも、「優勝」を信じ続け、ようやくその日が来ると思うと、すでに泣きそうになっています(笑)
また、東京に来て感じるのが、ファンの「密度」です。
東京で巨人ファンやヤクルトファンをちらほら見かけることはあるのですが、広島のそれとは比較にならないんですよね。
もちろん、他の娯楽の数が圧倒的に多いというのが原因なのでしょうが、広島にいれば、どんな人とでもカープの話題で仲良くなれたものが、こちらに来れば野球の話すら出来ないというのが、「東京の人間は冷たい」と感じてしまう1つの要因なのかもしれませんね。
東京では、放送はされませんが、広島で放送される「広島-中日」の試合は、視聴率50%を超えるのではないかとも言われています。
25年ぶりの優勝で、広島の街がどうなってしまうのか、自分自身が体感できないのがすごく残念ですが、非常に気になるところですよね。
ちなみに、今日の試合で「広島が勝ち、巨人が負ける」という条件が揃わなければ、優勝は明日以降に持ち越しとなります。
また、今日の試合で、どちらか片方の条件だけ達成され、明日の試合で巨人が敗れた場合、明日が移動日の広島は、移動中に優勝の知らせを聞くという、なんとも中途半端な優勝決定となってしまいます。
出来れば今日、地元で優勝を決めたいところですが、最悪でも明後日の東京ドーム・巨人戦で勝って、胴上げをしたいものですね。
優勝までマジック2!頑張れカープ!真赤激!
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