望月衣塑子『武器輸出と日本企業』① | ブロッギン敗北【ご愛読ありがとうございました】

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アウシュヴィッツが陸の上のジェノサイド、ヒロシマ・ナガサキが空からのジェノサイドだったとすれば、水俣病は海からのジェノサイドである。(栗原彬)
そして21世紀のいま、史上最悪のジェノサイドがパレスチナの地で、殺人国家イスラエルによって遂行されている…


今日も調子に乗ってこれをやるんですけども今日は望月イソ子さんの武器輸出と日本企業という本を取り上げたいと思います望月さんさんは東京新聞の記者ですねあのー菅官房長官の記者会見であの質問攻めをして知名度を上げた人なんですけど先日望月さんの講演会を聞きに行ってその時にこの本を買って読んでみましたあの昨日までずっと話しできたファシズムについて考える場合この本に書かれていることっていうのはすごく大切だと思うんですね


ファシズムが形成される場合 軍事力の強化っていうのは不可欠な基盤になりますそういう観点からこの本読むと日本はまさに今ファシズム前夜だなというふうに思うわけですいわゆる武器輸出三原則っていうのが1967年佐藤内閣の時に表明されたんですけどもそれはあのその三原則の一つは共産圏二つ目はあの国連決議で禁止されてる国三つ目は紛争当事国この三つの種類の国や地域には武器を輸出しないとさらにこれ以外の国や地域でも


武器輸出は極力慎むというそういうものだったんですね日本政府は一貫して武器輸出に対しては慎重な姿勢をとってきたわけですいろいろ例外があったんですけどもそれが自民党の防衛族とかたくさんの三菱とか川崎重工とかそういう防衛企業の圧力があって2014年安倍政権の下で武器輸出が事実上解禁されてしまったわけですそれでその武器輸出三原則に変わって防衛装備移転三原則とかいうそういう分かりにくいと言うかいかがわしい三原則が閣議決定されてしまった