前に参議院議員の山本太郎さんがあの参議院の本会議で入管法の採決の時だったと思うんですけど賛成しているやつは二度と保守を名乗るなというようなことを言っていて経団連の下請けとか竹中平蔵の下請けだっていうようなことを叫んでましたよねまあそれが正しいんですけどもあの時山本さんはこんなことも言ってるんですねこの国の人々を低賃金競争に巻き込むなと
つまり山本さんも堤さんと同じで反グローバリズムの罠にはまってるわけですつまり外国人労働者を日本人労働者と敵対するものとして敵視しちゃってるわけですねだから低賃金競争という言葉が出てくる わけですこれは排外主義者たちの常套句なんですねつまりそこでは外国人っていうのは低賃金で長時間働かせて使い捨てにするという前提があるわけですまあなんで僕がこういう排外主義とか外国人差別に注意喚起するかって言うとそれが前提になってまあ昨日話したファシズムを
招く危険があるからですそう思うからですあの極端に聞こえるかもしれないですが僕はジャーナリズムっていうのは全体主義ファシズムをチェックするチェックして防ぐっていうのが一番大切な役割だと思ってます昨日も紹介した佐藤優さんは現代に生きるファシズムっていう本の冒頭でいみじくもこんなこと言ってるんですね世界はファシズムという妖怪が徘徊しているとまあ佐藤さん自身が妖怪の一人であるわけなんでそこに気づいてないのはまずいんですけどもまあファシズムが徘徊しているっていう現状認識は正しいですねジャーナリズムや言論っていうのはそういう妖怪を一匹一匹
退治していくという役割を持ってると思うんですけどもそういう点から見ると堤さんもジャーナリストとしてはまだあまちゃんだということですな
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