殺すな!We love life and peace !! | ブロッギン敗北【ご愛読ありがとうございました】

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アウシュヴィッツが陸の上のジェノサイド、ヒロシマ・ナガサキが空からのジェノサイドだったとすれば、水俣病は海からのジェノサイドである。(栗原彬)
そして21世紀のいま、史上最悪のジェノサイドがパレスチナの地で、殺人国家イスラエルによって遂行されている…


 先日は新自由主義経済のジェノサイドについて書いたけれど,今パレスチナ・ガザで起きていることは直接的な虐殺行為。ネタニヤフの新自由主義路線とか暴力の連鎖・応酬とか,今はそんなことを言ってる場合じゃない。直ちにイスラエルはガザへの空爆,地上侵攻をやめるべき!とにかく人を「殺すな」と世界が声を上げなければいけないと思う。

 イスラエルによる虐殺に加担している日本人がこういうことを言うのは後ろめたさもあるが,日本人であるとか宗教の違いとか関係なく,一人の市民として言わねばならないことは言わねばならない。「殺すな!」。この一点に関しては世界の多くが連携できるはず。根深い宗教的な対立が奥底にあるとしても,キリスト教徒もイスラム教徒も,ユダヤの人たちだってイスラエルの空爆には反対しているじゃないか。一体,国際社会や国連は何をやっているのかと苛々する。安保理は停戦を形式的に呼びかけるだけで,停戦のための積極的な仲介努力,外交努力は見られない。ここでも自己責任の論理で,アラブ連盟の外相会合に任せて自己解決を促すだけなのか。とりあえず現代史の範囲だけでパレスチナ問題を見れば(もちろん古代まで遡り得る複雑な問題だが),その発端を開いたのはヨーロッパ列強,国際社会ではないか(イギリスの二枚舌外交,ナチスによるユダヤ人迫害,国連のお座なりな対応,等々)。その歴史の責任を欧米諸国はどう考えているんだろうか。最近ではクリントンの和平への取り組みがあったくらいで,もう歴史を清算してしまったかのように見える欧米の態度は残念な限り。とにかく「殺すな」の共通認識の下で国際社会(もちろん日本も。「殺すな」は日本国憲法の一番根っこにある精神だ)が協力して解決に当たるべきだ。


 イスラエルは,もしガザ地区の何百人ものパレスチナ人を殺してしまえば,平穏が訪れるだろうと本気で信じている。
 (中略)
 シリアやイラクとは対照的に,ガザ地区の住民は、自分の命のために逃げるという贅沢を許されていない。檻の中ではどこにも逃げられないのだ。
 30年以上前の第一次レバノン戦争以来,アラブ人殺害は,イスラエルの主要な戦略的手段となった。イスラエル国防軍は軍に対して戦争をしかけるのではなく,主な標的は一般市民なのである。アラブ人は誰もが知っている通り,殺し殺されるためだけに生まれてくるのである。彼らには他に何の人生の目標もなく,そこでイスラエルが彼らを殺すのである。

 (「Israel's Real Purpose in Gaza Attack? To Kill Arabs」より。日本語訳は「マスコミに載らない海外記事」にあります)




 空爆では,多くの市民が犠牲になっている。ガザの女性オム・ハレド(39)さんは「家から出るのが怖い。爆音が子どもたちをおびえさせている」と説明。国際社会に声を届けたいと訴え,「私たちは今,虫けらのように殺されている。でも虫けらじゃない。平和をください」と懇願した。
 (2014/7/14『中日新聞』朝刊より)




 今ここで起こっていることは,悲しくて痛々しいことです。さらにひどいことは,この事態について,世界が自分たちにとってパレスチナ人の血が安いから,片目をつむって見ていることです(つまり両眼でちゃんと直視していないということ――注)。
 (「憎しみと暴力の連鎖を断ち切るために、ガザ内部へ或いは外部への無差別空爆に強く反対し、一般市民を巻き込んだ交戦をやめるよう求めています。」より)





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