悪魔の話ばかりしていると,本当に毒され,恐ろしい世界に迷い込みそうなので,偶(たま)には素の人間についての話。すなわち,あまり意味のない個人的な近況報告。
新たに手掛ける社団法人の設立に関わる打ち合わせと,それに伴う膨大な量の文書の作成にほとほと閉口気味のここ最近。10月上旬のミーティングまでに書類作成が間に合うかどうかが大いに不安。それとは別口で原稿の仕事も相変わらずハードな日程で入っていて,もう辟易(へきえき)。以上,つまらない凡人の愚痴と近況。
個人的な話は,愚痴になるか自慢になるか,どちらかだから,第三者的読者から見たら,あまり面白くないだろう。やはり悪魔の話に触れた方が客観性があって面白みがあるだろうな,と思う。流石(さすが)は悪魔=芥川龍之介さん。でも,危険が伴うので,これからはあなたの世界にはあまり立ち入らないようにする。
さて,そんな閉塞した生活状況をぶち破るため,今日はおバカなパーティー・チューンでも聴いてみよう。あと5日で放送終了するRadio-iの金曜の夜にon airされていたブリリアント・ウェイブという番組は,70~80年代の往年のディスコ・サウンドをかけまくり,ノリノリ・アゲアゲのぶっ飛んだプログラムだったが,先日の最終回のラストにかかった3曲は自分の昔の思い出とも重なって,印象に残ったので下にアップした。僕も若い頃,一度は嵌ったサウンドだから,聴けば当時の血が騒ぐというか自然に体とハートがグルーブしてしまう。on airの選曲の順番には著作権などないだろうから,ラジオの雰囲気を味わってもらうためにも曲順通りにアップしてみた。小賢(こざか)しい日常にうんざりしたら,これを聴いて,昔に返り踊りまくる!すると,一瞬だけだがスカッとする。
Take That 「It Only Takes A Minute」←昔追っかけていた渋谷のダンサーがこれをバックに踊っていたシーンがよみがえる。オリジナルのタバレス(「愛のディスコティック」←邦題が可笑しい)も良いが,こっちのテイク・ザットもなかなかノリがいい。
Regina「Baby Love」←レジーナ・ベルではなくて,レジーナ。彗星のごとく現れ消えていったおそらくはこの曲だけの一発屋アーティスト(かな)。もともとマドンナに提供された曲らしく,マドンナっぽい80年代サウンドが心地いい。
Donna Summer「Last Dance (On The Radio Edit)」←最後に追っかけていた大阪の踊り子の引退興行に薦めた曲だったが,見事に没にされた思い出がある。元祖ディスコ・クイーンの名曲。番組のラス曲はやはりコレだった。