2021 湘南夕焼け劇場 | 鎌倉在住の写真家が紹介する湘南鎌倉と旅の写真 - e-kamakura blog

2021 湘南夕焼け劇場



前回の投稿から約半年。少しずつ正常に戻る感じが期待も込めてしつつも、そんなに遠くないゴールへの道のりのまだ途上にいると言ったところでしょうか。
夏までにはワクチンを摂取して、雨季の始まり(日本での秋)のシンガポールに飛びたいと妄想しています。

さて、地元中心主義で撮り続けてきた写真ですが、地元しか撮らないと売り上げが伸びない、想像力を高めても私の力では新規アイデアはどんどん出てこない。
と言うことで、ロケーションを変えることでバリエーションを増やす戦術に戻しています。
本業の仕事で出張するのとは違い、写真撮影に絶好の天候で撮影のためだけに出かけるので、そこそこの枚数撮ることができます。
もっとも、目に見えて売れるようになるのは、アップロードして半年から1年後なので、戦術変更後の成果物はまだ結果待ちです。

また新たな戦術として、売れた写真の感覚と記憶に頼る方法から、データ解析に基づいたデータドリブンな方法を試みています。
2017年から2020年までの4年間で35000枚のうち、おおよそ1600枚が売れているのですが、
各写真にはそれぞれ写真を現すキーワード(最大50個)・撮影場所(国・都道府県・市町村)・撮影時間の情報がついていて、
売れた写真のこれら情報のランキングを調べてみました。
各写真のキーワードごとに売れた金額・枚数・場所・時間で1つのデータセットにしているので、
Excelの上限104万行に到達しそうな量になりました。

まずは、自分の持っている感覚記憶がこのデータと一致するか見てみると、かなり近いデータが出てきました。
例えば、日没後の写真はあまり売れない、都会の写真が好まれると言った感覚が、時間と場所の定量的なデータで示されました。
また、自分の中では果たしてそうだろうかと考えていたことも数値データとして得られたので、妄想的な仮説ではなく、
データドリブンな仮説に基づいた活動ができそうです。
もっとも仮説設定の方法変更の効果が2倍と言うのは妄想です。

2021/02/07 17:13 藤沢 鵠沼海岸にて

Camera:SONY DSC-RX100M5