2025年5月21日③





診察室を出たら、先ほど中におられた2人の看護師さんのうちの1人の方が

長椅子に家族と座って、沈痛な顔をしている私のところに来られて

声をかけてくださいました

「大丈夫ですか?」





そういえば、さっき診察室に入った時、

先週、告知を受けた時もそうだったと思うのですが

先生の後ろに看護師さんは2人おられて、こちらに視線を感じていました

今日の場合は、家族も含め、全員を様子を見守っておられた感じでした





看護師さんが、みなさんこちらへお願いしますと

待ちの患者さんが座っておられる大待合のフロアを通りながら

その間にある処置室と書いてある部屋に誘導されました




ゾロゾロ5人で入って行ったので、何事かと見られていたかもしれません

入室したら、机、椅子と簡易ベッドがあるくらいの診察室よりは殺風景な部屋でした




椅子を用意していただいて、全員が座ったところで

その方が挨拶され名乗られると、どうやら“がん看護専門看護師“さんのようでした

そんな特別な看護師さんがいるんだと初めて知ったと同時に、

自分の置かれた境遇を、激しく認識してしまって、

なんとも言えない感情になりました

がんってやっぱり特別な扱いの病気なんだとめちゃくちゃ思わされましたガーン






「びっくりしましたよね・・・」と優しく切り出された瞬間、

診察室で張っていた気が一気に緩んで、大泣きしてしまいましたえーん

家族はそんな私に驚いて沈黙していました





少し、気持ちが落ち着いたところで、少しいろいろお聞きしますねと

私についていろいろ聞き取りをされました

家族もそれぞれ挨拶もして、家族構成や関係性を説明し、それぞれの現住所も伝えました

次に、お仕事は現在どうされていますか?と聞かれ、

短時間のパートに行っているのですが、上司に話して、現在は有休扱いにしてもらっている事を話しました

がん治療をしながら、お仕事を続けておられる方もたくさんいらっしゃるので

早急にやめてしまうとかはしないでくださいね、

就業のご相談などがんセンターでお話伺うこともできるので

ゆっくりいきましょうね・・・との事でした





そして、この後、婦人科の診察に行ってくださいと言われ、

これからよろしくお願いします、とお互いに挨拶をして退室しました





看護師さんと、ちゃんと受け答えはできていたのですが、この時点でもう精神的に疲れ切っているけど

次の予定に動く気力がなくなってきてます煽り

婦人科なので、旦那と父には先ほどまでの外科ブロックで待っていてもらい

母に付いてきてもらって、婦人科ブロックまで移動しました

今日は母に来ていてもらって良かった  と本当に思いました・・






婦人科の診察は、1ヶ月前、4月の初めに診てもらっていたところでした

2015年に卵巣嚢腫で手術を受けていまして、それから定期的に診察を受けています

ちょうど10年になるところでした

片側の卵巣は残っているので、がん化しないようにと何年間はホルモンのお薬治療はしていました

子宮筋腫も前からいくつもあると言われていましたが、手術するほどではないとの事で経過観察でした

薬も特に副作用もなく生活できていました

半年ごとの診察だったのが、ようやく次は1年後でいいですよ、と言われていた矢先でした






優先で急遽の予約を入れてもらって、これから診察

婦人科の診察室に入ると、いつもの女の先生ではなく、

昔、手術の時にもいらっしゃって知っていた、いわゆる一番偉い男の部長先生がおられました

とにかくとっても優しい先生で・・・お顔を見たら、なんだか安心して泣けてきちゃいました悲しい

「〇〇さんこんにちは、(外科の)△△先生から急ぎで診てやってと・・

 びっくりしたね、大丈夫ちゃんと診るからね、頑張って」

母と一緒にさらに大泣きです笑い泣き

「はい、頑張ります・・」

まず、こないだ見せてもらってて、何もなかったけどもう一回悪いものないか見るからね






内診室で、エコーしながらまず画像を見て、子宮筋腫に間違いないと見えるよと

大きさや数を説明してもらって、

次は子宮体がんの検査をするね

ひえ〜!!  そうなんだー、

あー、でも確か痛いと聞いてるやつだびっくりマーク  そういえば私初めてだったーーー驚き

ちょっと痛いけど、力抜いてね〜






グリグリとした体感・・・  噂通りの痛みでした無気力 

頸がんの時とは全然違って、歯を食いしばりました・・・

涙も出てきました






内診が終わって、もう一度母と診察室に入ると

先生は、CTで映ってたのも多分、筋腫のこぶで間違いないと思うけど、ちゃんと調べようね

「乳がんの治療、これから大変だけど、△△先生がしっかり診てくれるから大丈夫や!

 頑張ってね!!!」

と私と母に順番に、力強く握手をしてくださいました





また涙が出てきてしまいました笑い泣き

その言葉が、とっても嬉しくて頼もしく思えて、ずっと心に残っています





病院内では、先生同士の連携ももちろんあるでしょうし、

カルテも共有されていますし、

がんという病気は、特にチーム医療でもあるんだなと感じました

骨盤M R Iの予約を明後日に入れてくださる事になり、診察室を後にしました





お股は痛いし、いっぱい泣いて顔もぐちゃぐちゃだし、ヘロヘロでしたが

母と外科のブロックに戻り、旦那と父と合流したら、

また待ち時間ができたので、残っていたおにぎりを食べました

体は疲れて精神的にもしんどくなってても、お腹はグーと減ってきていて

こんな時でも人間食べれるんだなーと思いました





さっきおられた看護師さんのもう1人の方が来られて、

「今日はお疲れ様でした」と、

明日のPETーCT検査について、向かう病院についてや、検査のだいたいの流れや

注意事項の説明をしてくださって

同意書や次の予約などの日程の紙やもらいました




「もうちょっと検査あって大変だけど、頑張ってね」と、

背中をさすっていたわってくださってまた涙・・


私、泣き過ぎ・・・えーん




ここで、この方は外科の看護師さんだと認識しました

たくさんいろんな患者さんを見てきておられるんだなと 





お会計をして、病院から帰るのですが

私が自分の車を運転して帰る自信がなくて、旦那の車に乗り、自宅へ戻りました

両親もこのまま帰るのは、私が心配だからと、一度うちに寄ると言って

自分たちの車で出発し

スーパーに寄って簡単な食べ物を買ってきてくれました

でも両親も疲れてるので、すぐに帰ってもらう事にして、

病院まで私の車を取りに行くからと、両親の車に乗せてもらって出て行きました





旦那が出ていって、しばらく1人になったら放心状態でした

目は腫れてきてるし・・・




ご飯はセットして炊いて、簡単な食事を用意して

でもお腹はすいていて、涙は出るけど食べられました

旦那が、明日も仕事を休んでくれる事にしてくれたので、

明日のPETーCTを受ける病院への行き方を調べたり

朝が早くなるので準備をして、

長い長い1日を終えました・・・






つづく