最近、YouTubeやブログなどで業界情報を発信しているケースが増えたなぁ・・という印象です。
ハウスメーカーではこれまでの業務形態、つまり「展示場、モデルハウスに来場してもらった方を営業していく」という手法が機能していないことも要因の一つかと思います。
WEBの活用で一般の消費者の方でも、情報収集が容易になったことが前提で、最近ではコロナ問題が影響して来場者が激減しているのが発端かもしれません。
そこで、「住宅コンサルティング」という職分(?)を、耳にするようになりました。
ハウスメーカーの商品説明・住宅資金(住宅ローン)の良し悪しや解説などを個人で情報発信されているケースがそれです。
実際にそのような方と近しい関係にしているわけではないのではっきりしませんが、中には情報発信から個別に視聴者から問い合わせをもらい、ハウスメーカーや工務店を紹介してほしいというニーズに応えて、懇意にしている住宅会社を紹介し紹介料を会社からもらうというケースもあるようです。
特段、その行為が悪いという事ではないのですが、それってコンサルティングなのかな?と、個人的には感じてしまいます。
ウィキペディアによると、コンサルティングとは「企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと」とありました。
ちょっと違和感が・・
私も職分を、一級建築士・ホームインスペクターの他に「コンサルタント」を名乗ることもありますが、ベースには技術的見地により、解決策を示して建て主や法人の幇助をすることを念頭に活動しています。
つまり、住宅コンサルティングでいえば、資金(住宅ローン)・不動産・税金・建築など統括的、または部分的専門性をもった人間が一助の為に解決策を提示できることが大前提だと思っています。
人によっては得手不得手があると思いますので、そのあたりを説明せず住宅コンサルティングと名乗るのはちょっと乱暴な気がします。
そのあたりの判断は受け手、つまり消費者によると思いますが、ハウスメーカーの商品を少しだけ知っているから「住宅相談を任せてもいい」にはならないとい思う今日この頃です・・。
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