頂く質問に答えるシリーズです。
今回もこの辺の話はよくわからない(つまり、住宅会社がきちんと説明していない)、という方が多いようですので、説明を。
住宅性能評価とは、品確法という法律(大半の方は、そんなのがあるんだという認識でいいと思いますが)に基づき定められています。
簡単にいえば「住宅の性能は目で見てわかりづらいから、数値化して評価しよう」という事なのですが、評価には2種類あります。設計住宅性能評価と建設住宅性能評価ですね。
設計住宅性能評価は「設計図が、つまりその家の計画がどうなっているかを評価する」もので、断熱材は何を使う・厚みは何ミリにするなど、料理でいうレシピのようなものから性能を数値化して評価するものです。(すごく乱暴言えば、この図面は耐震等級3!のような感じです)
一方、建設住宅性能評価は設計住宅性能評価通りに家が造られているか?を確認して、最終的に性能数値が担保されていますね、とい評価書を出すものです(形式的には)。
インスペクションとの違いですが、建設評価はほぼ「材料レシピを確認する」ことに特化し、施工状況はノータッチに近いですから、当方の仕事とは全く違いますね・・
(断熱材良し!厚み良し!で終わってしまう感じでしょうか。隙間は見ません!という事)
家は机上の計算で建つものではなく、実際にどのように施工されているかが需要ですから、その辺を気にされる方では性能評価というものではニーズに応えることができないと思います。
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