前節、押し込みながらも数少ないチャンスを活かされ、ユナイテッドに敗戦を喫したレッズとしては、上位を窺うためには下位相手に取りこぼしは許されない試合でした。
ユナイテッド戦のメンバーを基本に、怪我の情報があったララナに代えてアイブがスタメンです。
得点経過を書くと、
得点:アダム・ララナ(後半50分)
要するに一言で言うと「超シーソーゲーム」(笑)。
もうちょっと丁寧に言うと、「先制するも、失点を重ね1-3までリードを許すものの、4-3まで逆転。ロスタイムに同点を許すものの、最後はララナが決勝点を挙げる」でしょうか。
決勝点のララナは興奮の余り、ユニフォームを脱いでしまい当然のイエローです。
クロップのメガネも壊れてしまったようです(笑)。
もう少し内容について記すと、序盤は先制はするものの、パスがつながらず中盤を支配し切れませんでした。
フィルミーノの先制ゴール。
このことが1-3という一時の状況につながったと思います。
それにしても41分のネイスミスのゴールは素晴らしかったです。
トップスピードで走りながら、針の穴を通すようなシュートでした。
レッズはモレノとアイブの左サイドから何度もピンチを招いてしまいます。
失点はしたものの、クロップの檄(劇?)が効いたのか、後半は出足が鋭くなり徐々に中盤を支配しだします。
ヘンドのゴールは相手守備を崩したものだったので、そこからレッズは息を吹き返します。
見事なダイレクトプレーが続いた63分のフィルミーノのゴールでとうとう同点に追いつきます。
75分には相手守備陣の不用意なバックパスをミルナーがかっさらって逆転!!!
しかしまだまだ試合は動きます。
KOPがYNWAを歌い終わったアディショナルにまたしてもセットプレーから失点。
競り合いのこぼれ球がバソングの足元に収まり、左足のスーパーゴールで同点を許します。
5分のアディショナルのうち、すでに2分以上経過していましたが、レッズは最後まで諦めません。
守備固めで投入していたコーカーを前線に配し、パワープレーに出ます。
ジャンが左脚で放り込み、こぼれ球をコーカーがシュートしますが相手DFのブロックに遭います。
跳ね返りをコーカーがヘッドで押し込みますが、やはり相手DFに跳ね返されます。
しかしこのボールにやはり途中出場のララナが走り込み、左脚でピッチに叩きつけたシュートがループシュートの様にゴールネットへ。
ホームでユナイテッドがコケてくれて、勝ち点差が3に縮まりました。
カップ戦もありまだまだ過密日程が続くだけに、内容はともかく重要な勝ち点3ゲットです!!!