横尾忠則の「昭和NIPPON」-反復・連鎖・転移 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

motoの徒然なるままに…Ⅱ

日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました



昭和は遠くになりにけり…。

横尾さんは昭和11(1936)年、2・26事件に生まれたそうです。毎日が節目であり、題材は反復しているようです。ピンクガ-ルズも背景を変えていろいろなポーズで登場します。私が横尾さん知ったのは寺山修司さんと天井棧敷のポスターです。演劇実験室というに相応しい天井棧敷の宣伝美術に横尾さんが関わっていることで関心を持ちました。


横尾忠則:1936年兵庫県西脇市に生まれる。美術家。ニューヨーク近代美術館、ステデリック美術館、カルティエ現代美術財団など内外の美術館で個展開催。パリ、ベネチア、サンパウロなどのビエンナーレに出品。小説「ぶるうらんど」では泉鏡花文学賞受賞。2012年11月神戸に県立横尾忠則現代美術館が開館した。毎日芸術賞、紫綬褒章、旭日小綬章、朝日賞など受賞、受章多数。



2013年9月7日(土) - 11月4日(月)
横尾忠則の全ての作品は、イメージの反復から連鎖へ、そして転移していき、全ての作品は自ずと歴史的連続性を表象することとなります。本展覧会では、横尾忠則によって一貫して描かれてきた「日本」の戦前や戦後、そして現代という時間の連続性を作家が生きてきた「昭和」という時代と重なる。