「辞世の句」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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1591年(天正19年2月28日) - 豊臣秀吉の命により、茶聖と呼ばれた千利休が聚楽第で切腹しました。

「人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺 堤る我得具足の一太刀 今此時ぞ天に抛」(千利休の辞世の句)

1701年(元禄14年3月14日) - 赤穂藩主・浅野長矩が江戸城松之大廊下で吉良義央に刃傷、長矩は即日切腹・赤穂藩は断絶の処分が下りました。この裁きを片手落ちと考えた家老の大石内蔵助以下の赤穂藩の藩士たちは激怒。無抵抗で城を明け渡すも、吉良上野介に対して密かに仇討ちを計画し、元禄15年12月14日(1703年1月30日)、大石以下47人の赤穂浪士が吉良邸に侵入、吉良を討ち取って主君の仇討を果たした。これが今に語り継がれる「忠臣蔵」であります。

「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる
浮き世の月に かかる雲なし」(忠臣蔵、大石内蔵助の辞世の句)

千利休さんも大石内蔵助さんも潔い桜のような散り方ですが…やはり無念だったような気がします。

青森市
4月21日(日)
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今日は朝からビンビンに寒いです(>_<)桜開花が遅れそうです。気温が低くければ、当然のことだし、また、いまかいまかと待つ心境がそれだから面白いともいえます。人生にもさまざまな当たり外れがあると城山三郎さんはおっしゃってます。

初花となりて力のゆるみたる(成瀬正俊