

「ただの一分間たりとも休む暇さえないときほど人間は幸福なのだ」
(生物学者ジャン・アンリ・ファーブル
『ファーブルの生涯』【G・V・ルグロ著、平野威馬雄訳、ちくま文庫】)より。
昆虫の研究に没頭するファーブルが、彼の息子に送った手紙に書かれた言葉。家族を養っていけるかどうかという心配が常につきまとっていたファーブルだけに、仕事をし続けることの幸せを息子に伝えようとしたようです。弟にあてた手紙には「歩きつづけさえすれば、行きつくところに行けるのだ」と書かれていました。研究に対する強い決意と同時に、自分を奮い立たせようという切実な気持や意地が見え隠れします(おとなのマガジン)。
この話を聞いて、即、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんと「襤褸コレクション」で有名な民族学者の田中忠三郎先生を思い出しました。一途な情熱が夢を叶えさせました。まさに念ずれば花ひらくであります。
You has a passion for working.Don't give up your dream, as long as you work hard at it, it will come true!