あなたが逝って３回目の桜が咲きました。去年こそ、あなたと見た桜を見に行こうと決めていたのに 近付くにつれ呼吸が乱れ涙が溢れ、怖くなって帰って来てしまいました・・今年もあの場所へは行けていません・・それでも近所の小学校の桜は眺めてきました。やっぱり泣ける・・先日、業界の式典にあなたの代理で参加して、あなたの代わりに表彰を受けて来ました。今でも皆さんがあなたを大切に思ってくださること、嬉しいね。人前に立つのが苦手な私が代理だとあなたも気が気じゃなかったでしょうね。でも私はあなたに恥をかかせないよう精一杯大人の振る舞いをしたつもりです。あれ以上は無理だから目をつむってくださいね。あなたと逢えなくなってもう３年・・まだ３年・・私にとってあなた以上の人はいません。一番大好きで一番逢いたい人がいない世界をあとどれだけ生きていかなければならないのでしょう・・あなたと一緒だった時間が幸せすぎたから？幸せと悲しみの量はバランスを取るように出来ているの？あなたがいないおまけの人生なんて意味がないな・・でも生きてなきゃいけないんだよね・・それが私に与えられた試練なのかな？すごくすごく辛いけど、これからもあなたと共に生きていくよ ・・あなたの手のぬくもりを思い出しながら・・ （レクイエム「鎮魂の文集」【女性、４０代】）