「忘却力」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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『離』 (Ri, means Leave): Reaching the free stage free from Kata.


「過ぎたことを忘れる力があるからこそ、次の新しい発想も生まれてくる」

放送作家・脚本家・小山薫堂著書『考えないヒント―アイデアはこうして生まれる』(幻冬舎新書)より。

放送作家、脚本家、コラムニスト……と、ジャンルの垣根を軽々と超えて多方面で活躍している彼ですが、次々にアイディアを出すコツとして挙げるのが「忘却力」。うまくいかないことがあっても忘れる。些細なアイディアはメモせず、覚えていることだけ形にする。失敗したときも、いちいち思い悩まずにさっぱり忘れてしまう。そんなスタイルを貫いているとか。反省に力を込めるのは、時に単なる自己満足だったりもします。ふてぶてしくいろんなことを忘れ去るのが、逆説的ですが、大人としての責任の取り方と言えるでしょう。
(au大人のマガジン)

こだわりを捨てて素直な心を持てば見えなかったものが見えてきます。1943年の4月6日、「大切なものは目に見えない」というモチーフのサン=テグジュペリ作『星の王子さま』の初版がニューヨークで刊行されました。子供のようなピュアなハ-トを失いたくないですね。大人は誰でも最初は子供だった…。