「人を恋う歌」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました



わが宿を
たづねて来ませ
あしびきの
山のもみぢを
手折りがてらに

良寛さんは、庵の生活が、どうか人恋しくなる時があり、訪ねてほしいと呼びかけてます。

世の中に
まじらぬとには
あらねども
ひとり遊びぞ
我は勝れる

行灯の下で読書する良寛画像の賛として書かれました。さかんに人を恋う歌を作っていながら、独りで心のままに楽しんでいることのほうが私にはふさわしいと思う歌であります。自分ひとりの時間を大切に過ごしていたのでしょう。