「阪神大震災震災忌」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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未明、星増え震災の日の神戸(山岸竜治)

平成7年1月17日未明に阪神・淡路地方を襲ったこの地震は昨年濡3月の東日本大震災とどのように教訓が生かされたのでしょうか?「災害は忘れた頃にやってくる」。常に想定外リスクにさらされている社会にあって、震災で犠牲になった多くの方々の命を無駄にしてはなりません。後世に忘れずに語りついでゆくことも、私たちの意義のあることです。

死者は約6000人と2011年3月に東日本大震災が発生するまでは大地震では戦後最大の死者だったが、関東大震災の10万人に比べると約1/16である。これは被災地域が関東大震災より狭かったことや津波被害がなかったこともあるが、大正時代に比べると建築物の不燃化が進んでいること、住宅の耐震性が高くなったことも大きい。甚大な被害を伴った震災であったが、その中でもいくつかの被害軽減の要因となった事項が挙げられる。

発生時刻 : 冬季の早朝であったため、公共交通機関・道路の利用率が少なく(山陽新幹線の下り列車は新大阪発6時始発)、外出者も少ない夜間人口であったことで、市街地・自宅外での被害を抑えた。また、気温が日中10度前後の低温の季節だったことから、倒壊建屋に閉じ込められた生存者の熱中症、凍傷等の衰弱要因がなかった事も人的被害を抑えた。多くの市民が自宅での被災だった為帰宅困難者などが発生しづらく、安否確認が比較的容易な状況であった。火の使用も少なかった。【Wikipedia】

東日本大震災は、津波、原発事故、風評など多重災害が多くの犠牲者を出し、復興まで長期化しそうですが、メンタルな見えない心の復興は永久に癒されないかもしれません。ただ、ただ、事実を受けとめて、そばに寄り添うだけでいいのかも…私にできることは祈るだけです。

遺骸包む小さき布団の花模様
(朝日新聞歌壇俳壇『阪神大震災を詠む』より)