「蓮根掘る(はすねほる)」れんこんは一年中出回っていますが、今頃から安くておいしい旬の季節を迎えます。「蓮根掘る(はすねほる)」は初冬の季語です。れんこんは「蓮根」と書くので、蓮の根っこと思われがちですが、根ではなく地下茎が膨らんだもの。水生植物である蓮は気孔が発達していて、地下茎にも空気を通すための穴が貫通しています。それがれんこんの穴です。まっすぐ穴が通っているので「見通しがきく」として、れんこんは昔からお正月やお祝いの席でよく使われる縁起ものでもあります🧧