
医療政策学とは単一の分野ではなく、複数の領域のセオリーとエビデンスを必要とする分野横断的な学問です。これらの領域に関して医療政策を理解するうえで必要な知識をカバーしました。
新型コロナウイルスが世界中でいまだに猛威を振るっているが、日本の死亡者数は欧米諸国と比べて圧倒的に少ない。新型コロナの感染拡大を抑え続けるためには、今のタイミングで日本医師会の会長が交代し、政策の連続性が失われることは避けるべきであるとUCLAの医療政策学者である津川友介氏は指摘する。
そんななか、6月末に日本医師会で会長選挙が行われる。新型コロナ対策および社会保障費対策という難局を乗り越えるために、医療現場の声を効果的に国に届けることができ、また若い世代への理解のある横倉氏の会長続投が望ましいと津川氏は言う。詳細を聞いた。