押忍、Y科です。
かつて少年部時代、全日本大会に出場したIつき初段のブログ
鼻血出し、呼吸困難でも戦い続けた並々ならぬ根性のIつき初段!
今回、一般部になってからの選抜大会で初めて未入賞となったIつき初段
中学生になってからは全日本・世界以外の大会ではほぼ優勝、そして全入賞
あの勝って当たり前のように思っていたIつき初段が負けた…。
少年部の試合が重なり、誰もセコンドに付けず、家族で戦い、静かに負けていった…
Iつき初段、孤独にさせてしまい申し訳ない…
コート壇上から降りてきたIつき初段とお母さんのY田ママ
こんなやり取りがあったそうです
Iつきパイセン:
「お父さんとお母さん、がっかりしちゃったよね。いつも応援してくれてるのにごめんね…」と言ったそうです
母:
「お父さんやお母さんの為に戦っているのではなく、とにかく好きでやっているのだし、いつも本気で稽古を頑張っている事は知っているから、誰に謝ることもないし、一生懸命頑張ったよ」
「あんな怖い空手の試合に出るだけでも、お母さんからしたら凄い事だよ」と伝えたそうです。
Iつき初段からしたら、久しぶりの落ち込みだったのではないだろうか?
それでも、元少年部リーダーとして後輩達への気配りは欠かさない!
大会終了間際、ロビーで座っていた私にIつき初段が
Iつき「負けちゃいました~」
Y科「まぁ~こういう事もあるよ!」
Iつき「こういう事って、よくあるんですか?」
Y科「空手に限らず、人生長く生きてれば、負ける事なんか四六時中あるよ!」
Iつき「えっ?そうなんですか?」
Y科「Iつきも負けて悔しいだろうが、今日の負けなんか、長い人生で考えれば、かすり傷みたいなもんよ!人生に大きく左右する負けではない」
Y科「むしろ負けて気付く事もあるんじゃない?」
Iつき「沈黙...
でも今年の目標は、年末の全日本大会で優勝する事ですもんね!」
Y科「そうだな!それを期待してるよ!」
と、こんなやり取りをした。
家に帰って
何度も何度も負けた試合動画を見返して、涙ぐんだりしていたそうです。
世界大会や全日本以外ではほぼ優勝し、手ぶらで帰らない事が当たり前だったが、次こそは!と自身と同様に相手選手達もリベンジに燃え、常に自分を倒しにきているんだ!と、痛感し、いつも勝てる事が当たり前ではない事を改めて感じたそうです。
道場では黒帯の先輩でもあるIつきパイセン!
しかし、一歩道場を出れば、普通の高校生!
まだまだ大人の階段へと上り始めた若い青年!
空手を通して、また更に人として逞しく成長している姿を垣間見れました!
みんなが憧れるIつき初段!また新たな目標に向かって走り始めてます!
みんなもIつき初段を追いかけてまた新たな目標に向かって元気に頑張っていこう!
皆さん、Iつき先輩の応援を宜しくお願い致します!
おまけ
試合翌日もいつも通り稽古に来て、反省点を振り返りながら練習に励んでいたそうです