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Number http://number.bunshun.jp/articles/-/688543

フェラーリ、ライコネン獲得!!
2人の王者を並べた跳ね馬の本気度


イタリアGPが終わって3日後の9月11日、フェラーリがキミ・ライコネンの獲得を発表した。大方が予想していたとおりの結果だったにも関わらず、その決定は大きな驚きを持って受け止められている。

なぜなら、フェラーリが下したこの決断には、これまで跳ね馬に受け継がれてきた伝統とは異なる切迫した緊張感が感じられるからである。

それは、結果を出すためには手段を選んではいられないというマラネロの焦りとも思える強い勝利至上主義だ。これまでフェラーリのドライバーラインアップは個人の能力の高さよりも、組織としての和を重んじた選択が伝統的に行なわれてきた。

要するに速いドライバーを2人そろえて無用な競争を行なわせるよりも、どちらか1人を優先させてチャンピオンシップポイントを稼いで、効率良くタイトルを狙うという考えだ。


ジル・ヴィルヌーヴの死によって
強まったフィロソフィ

1979年にジョディ・シェクターがタイトルを獲得した陰にはジル・ヴィルヌーヴの貢献があり、そのヴィルヌーヴがチーム不和によって'82年に悲運の死を遂げると、フェラーリはそのフィロソフィをより一層強くしていったように思う。

唯一の例外はナイジェル・マンセルを擁していた'90年に、アラン・プロストを加入させたときだが、これはフェラーリが望んでいたというより、修復しがたいほどの衝突がマクラーレンで発生したことによる副産物。それはマンセル&プロストの関係が1年しかもたなかったことでもわかる。

その後、数年間のモラトリアムの時期を過ごした跳ね馬が、再び自らの伝統を鮮明に打ち出して戦い出したのが'96年から。ミハエル・シューマッハという絶対的なエースドライバーを立て、エディ・アーバイン、ルーベンス・バリチェロ、フェリペ・マッサを、常にサポート役に徹し続けさせてきた。



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史上初めて2人の元チャンピオンを
並べた意図

そのフェラーリがフェルナンド・アロンソというナンバーワン・ドライバーがいるにもかかわらず、チャンピオン経験者のライコネンを迎え入れたのである。

フェラーリの2つのシートを元チャンピオンが埋め尽くすのは、1950年から始まったF1の歴史で今回が初めての椿事。ライコネン獲得の陰には、それだけ大きな意味が含まれていると考えていい。

その背景には、コンストラクターズ選手権のポジションも関係しているように思う。現在、ドライバーズ選手権でトップのセバスチャン・ベッテルに53点差をつけられ、3位のルイス・ハミルトンからは28点差に迫られて苦しい状況に立たされているフェラーリとアロンソだが、

じつはコンストラクターズ選手権でも3位のメルセデスAMGとの差は、わずかに3点。メルセデスAMGの2人がともに100点以上加点しているのに対して、マッサの今年の得点はイタリアGP終了時点で79点。アロンソよりも90点も低い。



コンストラクターズ選手権の
順位が上がれば元は取れる

ドライバーズタイトルは名誉だが、コンコルド協定によってFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)から得る分配金の主な額は、コンストラクターズ選手権の順位で決まる。

その額が大きいトップ3は、順位が1つ変動するだけで、数十億円が増減する。

ヨーロッパ経済の厳しい現状を考えると、ライコネンを大枚をはたいて獲得しても、コンストラクターズ選手権の順位を上げることができれば、十分、元は取れる。

もし今年のアロンソのポイントに、ロータスで獲得しているライコネンの134点が加わっていれば、コンストラクターズ選手権でフェラーリはいまごろトップを走っていることになるという推論は、マラネロの上層部にとって、もはや机上の空論にとどめておくことはできなかったのではないだろうか。


ライコネンとチームメートとの
いさかいは起きない?

唯一、危惧されることはチーム内の不和だが、ライコネンであれば、それも心配はないだろう。なぜなら、ライコネンはこれまでチームメートと衝突したことは一度もないからである。

デビューイヤーの2001年のチームメートだったニック・ハイドフェルドは、のちにロバート・クビサと衝突を起こしたほど気難しいドライバーだったが問題は起きなかった。

マクラーレン時代の'05年には、ラルフ・シューマッハやジャック・ヴィルヌーヴなどほかのドライバーと喧嘩が絶えなかったファン・パブロ・モントーヤが加入したが、ライコネンは衝突しなかっただけでなく、モントーヤよりも速さがあることをしっかりと証明したものである。

その一方で、'07年にタイトルを獲得した翌年は、チームメートのマッサが自分よりもタイトル獲得の可能性があると判断すれば、チームメートを優先させるという懐の深さも見せている。


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プライドを捨てて実を取った
フェラーリに期待

速さがあって、どんなチームメートでも器用に対応するだけでなく、場合によってはチームの利益を優先できる賢さがある。

トップチームが2人目のドライバーとして迎え入れるのに、ライコネンほど適任な存在はいなかった。

もちろんライコネンも人間であり、欠点はある。それはマーケティング活動を好まない性格だ。しかし、それはスクーデリア・フェラーリと契約している多くの元F1ドライバーがこなしてくれるだろう。

こうして、フェラーリはかつて自ら袂を分かったフィンランド人を三顧の礼を尽くして迎え入れるという決定を下したのである。

マラネロが自らのチームでタイトルを獲得した後にチームを離脱したドライバーと再び契約するのは、1953年にタイトルを獲得したアルベルト・アスカリを翌シーズンの終盤に呼び戻した'54年以来、60年ぶりのこと。

プライドを捨てて実を取りにいった跳ね馬。久しぶりに翌シーズンが待ち遠しく感じる発表だった。



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