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首脳陣の迷走によって
苦境に立つ男子バレー
~ロンドン五輪への厳しい道程~

12月4日に閉幕したワールドカップバレーボール2011。全日本男子は2勝9敗の全12チーム中10位、'99年と並ぶ過去最低の順位で大会を終えた。2012年6月に開催される世界最終予選でロンドン五輪の出場権をねらうが、このままでは極めて厳しい戦いが待っているだろう。

しかし、今大会の2勝9敗という成績が本当に全日本男子の実力なのだろうか。全日本男子は'11年8月、約3週間をかけて南米で合宿と練習試合を行なった。その直後、対戦したブラジルとアルゼンチンの戦いぶりに触発された植田辰哉監督は突然、「攻撃をより高速化すること」を打ち出す。セッターの手をボールが離れてから、アタッカーが打つまでの時間を、世界でも例のない0.7~0.8秒に設定し、コンビネーションの練習に多くの時間を費やした。


W杯開幕直前の方針転換によって生まれた選手の「迷い」
しかし9月のアジア選手権は準決勝にも進めずに5位で大会を終える。スピードにとらわれ過ぎた結果、トスは低く、粗くなり、アタッカーが本来持っていた高さやパワー、相手の守備陣形を見てスパイクを打つ技術が全く生かせなくなってしまった。

ワールドカップ開幕直前になって「スピードより各アタッカーの能力を生かす方が大事」(植田監督)と慌てて方向転換を図ったが、けっきょく本番までに修正することができなかった。スピード化にこだわった弊害は大きく、'08年、北京五輪出場の立役者となった石島雄介や、'09年のグランドチャンピオンズカップ3位の原動力である清水邦広からは、スケールの大きさを感じさせるプレーがすっかり消え失せていた。

ワールドカップでの逆転負けの多さについて、植田監督は「選手のメンタルのスタミナに問題がある」と語っている。もちろん、敗因はひとつではない。しかし、オリンピック予選を目前にして無謀ともいえる戦略の変更を決行し、アジア選手権という本来なら手応えをつかんで弾みをつけたかった大会では惨敗。選手は自信を失ったままワールドカップに臨まなければならなかった。選手のこうした「迷い」が、リードしていてもミスを連発し、競った試合を取り切れなかった最大の原因だとは考えられないだろうか。


「けっきょく高速バレーって何だったんですかね……」
全試合終了後、逆転負けの連続に報道陣からの要望で急遽、森田淳悟強化事業本部長の会見が開かれたが「3勝ならマル、4勝で花マルをあげるつもりだった」と、植田監督の責任を追及するつもりはないようだ。鳥羽賢二男子強化委員長は「最終予選までやってもらうつもりでここまで来たし、他に監督をやる人がいない」と話した。大会最終日の記者会見で植田監督は「今ここで敗因をたやすく語るのはあさはかだ」と前置きをした上で、こう続けた。

「世界ランキング1、2位のチームと戦って、選手は自分たちの力を思い知っただろうし、これからどうすべきか考えていくでしょう。試合結果を細かく分析して、コーチ陣とも話し合い、世界最終予選に向けて方向性を決めていきたい」

いちばん大きな問題は、チームが2勝しかできなかった原因の本質に、強化委員を含めた首脳陣が気づいていないことだ。最終戦のあと、ある選手が放心状態でつぶやいていた。

「けっきょく高速バレーって何だったんですかね……」

Vリーグの期間を除くと世界最終予選までは実質、2カ月しか残されていない。計画性のないチーム作りで選手からの信頼を失った感のある植田監督は、果たして全日本男子を立て直すことができるのだろうか。


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