ドラマで何気ないセリフを聞いて考えたこと 巣立った子どもへの余計な心配 | 相続こころの整理術

相続こころの整理術

相続について知りたいけれど、落としどころの決まっている業者の説明会が苦手、士業への相談も敷居が高いという方に向けて、相続人に寄り添いながら、人生の問題として相続問題に向かい合います。終活で日々の暮らしを大切に、自分らしく生きることを目指します。

三連休も終わります。またも感染者増で、買い物の回数を減らし、冷凍庫はパンパン。映画を明け方近くまで観て、遅く起きたので、今日は冷食ストックを利用して、簡単ブランチにしました。

 

 

冷食=ビーフンと1個残っていたロールカツ

 

 

今月、夏の新ドラマの放送がどんどん始まっていますね。何かハマったドラマはありますか?私もおうち時間を充実したく、いくつか新ドラマの第1回を観てみました。

 

 

 

その一つ、NHKドラマ10『プリズム』で、思わず身近に感じた場面がありました。

 

 

 

登場人物を5行で説明をすると、主人公は、声優を目指して上京し、バイト生活している皐月(杉咲花さん)。都内には、母親と離婚して現在のパートナーと暮らす父親がいる。子離れできていない田舎の母親は、娘が帰って来ることを望んでいる。新たな出会いのあった皐月の、今後の仕事・恋の展開は・・?(第1回)

 

 

 

母親から食料を詰め込んだ荷物が届いたときのセリフが、私には何とも印象的だったのです。母親と電話で話しながら、娘が段ボールを開けるのですが・・「こんなのこっちでも買えるし。」と、あまり喜んではいなかったのです。母親は、娘の事を思いながら、荷造りしたと思うのですが。

 

 

 

子どもがちゃんと食べているか心配で、レトルト食品など送った親御さん、いらっしゃることでしょう。私もその一人。初任給のすぐあとは感謝されますが、ボーナスなど貰えるようになると、荷物を受け取るのも、段ボールを片付けるのも面倒そうで、一人暮らしになったら食の嗜好も変わり、自然消滅。

 

 

 

すっかり大人になったということです。親から押し付けられる物よりも、自分で選んだ物の方がいい。そして、若い人は忙しい。

 

 

 

ドラマに戻ると、実は皐月の預金残高はピンチで、父親から5万円のお金を援助して貰ったばかり。自分から父親の住む家に足を運び、頼んでいます。一方、母親からの押し付けには、「送料が無駄。」と言い切ってしまいました。

 

 

 

要するに親は、離れて住む子に、先走って何かしてしまうのではなく、実際に助けを求めてきたときに、考えればいいわけです。父親は、困ったときにはいつでも来なさいと、待つ姿勢です。

 

 

 

子どもが全員、自立したとき、あるいは同居でも一人前になったとき、親のあなたは何歳でしょう。いつか親も年金生活に入ることを考えると、自立した子のために今お金を使っていいのか、自分を大切にする方にシフトするのか、そんな事を考えます。もう十分、子どものためには忍耐をしてきましたから。

 

 

 

少なくとも楽しい体験をするためには、老後資金は必要で、それは自分たちで賄えるよう、準備をしたいと思っています。自営は退職金がありませんので、これからが勝負です。

「またこんな物送ってきて。」と言われるレベルの食品を送っても、親が勝手に満足を得ているだけかもしれませんアセアセ

 

 

 

教育費が終了して、子が家を巣立って、生活費も減少しました。大黒柱の夫は、まだ働いて収入を得ている今、一番油断をして、子どもに何かしてあげたくなってしまう時期だと自覚しました。

 

 

 

退職金がない現実がありつつ、親心というのは、どうも感情に支配されがちで、だからこそ理性を働かせていきたいもの。

 

 

 

自分たちの人生を楽しむためにも、子どもへの出費はメリハリをつけて、を心がけていきます。

 

 

 

 

 

 

ドラマでは母親と電話で話していましたが、食品送っても、実際にはラインのスタンプが送られてくるくらいでは笑い泣き

 

 

 

子育て終了後、特に母親は、子どもとの接点を持ちたがりますが、自立した子は、どんどん自立に向かいます。親は趣味など新たな楽しみを見つけて、そちらにお金を使った方が、子どもとは良い距離感を持てそうです。

 

 

 

親としてのお金の使い方、しっかり考えて決めていきたいと思います。

 

 

 

 

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