アンジェラ・ダックワースという方が書いた「GRIT やり抜く力」という本をご存知でしょうか?
これは素晴らしい本なので、一度読んで頂けると嬉しいです。
 
著者によると、何かを成し遂げる為に最も大事なことは、「やり抜くこと」だと語っています。これに関しては、私も同感です。
何をするにしても、必ず困難は付きまとい、それらを乗り越えていかなければ何かを得ることはできませんからね。
 
 
アメリカの漫画家ボブ・マンコフは、以下の様に語っています。
「漫画も人生もそうだけど、9割方は上手くいかないからね」
 
アメリカの作家、タナハシ・コーツは、以下の様に語っています。
「私の全ての作品において、失敗は恐らく最も重要な要素です。書くことは失敗することです。何度も何度も、嫌と言うほど」
 
ファイトクラブという映画の中で、タイラー・ダーデン(ブラッド・ピッド)は「苦痛なしに、犠牲なしに、何も得られない」と言っていました。
 
つまり、成功する為には、失敗することから避けられないのです。
そして、それを乗り越えていかなければ、目標に近づいていくことはできないのです。
また、これはフットボールにおいてだけでなく、あらゆる分野において言える普遍的なことなのであります。
 
 
フットボールの世界で成功すること(プロになる、大会で優勝する等)は至難の業です。
しかし、いずれにしても、やり抜く力なくして、達成されることはまずありません。
また、成功できなかったとしても、当アカデミー(もしくは他の習い事や課外活動においても)、やり抜く力を磨くことはでき、そしてそれを今後の人生に役立たすことはできます。
 
実際、あらゆる企業においても、スポーツをやってきた人材は重宝されるものです。
仕事に失敗は付きものですが、その中でめげずに前進し続ける姿勢を持てるかどうかは、成果を出していく上では欠かせないことですから、そこは理にかなっていると思います。
 
 
コロコロと目標が変わったり、一つのことに集中できなかったり、継続することが苦手な人が、皆様の周囲にもいるのではないかと思います。
例えば、学校の部活だったり、仕事だったり、趣味だったり…長続きしない癖(俗に言う飽き性ですね)をつけてしまうことはとても危険なことです。
当然ですが、そういう人は何か極めることは勿論、積み上げて前進していくことにも苦労してしまうものです。
 
勿論、向いていないことを長く続けるより、もっと意味のあるもの(楽しかったり、将来性があるもの)に転向した方が良い場合もあります。
ただそれでも、一度やると決めたら、一年はやり抜く、もしくは半年はやり抜く等の取り決めの様なものを最初に交わしておく必要があると思います。
決めた時期までは全力でやって、それでもやはり楽しくない、もしくは向いていないと思えば、やめることも悪いことではないと私は思っています。
 
 
今期最初のブログということで、「今期を始めるに当たって」という部分に焦点を当てて書かせて頂きました。
嫌なことがあっても、簡単に辞めない様な強い心を磨いてほしいと、切に願っています。
それは、当アカデミーだけでなく、他の習い事や趣味ややると決めたことに関して全てにおいてです。
 
我々は、その手伝いを最大限行っていきたいと思っていますので、何かありましたらご相談ください。ということで、今期もよろしくお願いいたします!