なかなか更新できず、申し訳ありません。
日々、目が回るような忙しさでありまして…(言い訳です。すみません…)
現在、Fリーグはファイナルシーズンを迎えています。
ファイナルシーズンというのは、ホーム&アウェイで行われたレギュラーシーズンの結果で、上位6チームと下位6チームに分けられ、総当たりで対戦する順位決定戦のことです。
我々フウガドールすみだは7位であった為、下位リーグを戦うことになりました。
上位リーグを一つの目標に掲げていたので、非常に残念な結果となりましたが、選手たちは今も前を向いて、一つでも上の順位にいけるように頑張ってくれています。
誰しも、モチベーションを常に高く維持するのは、口で言うほど簡単なものではありません。
そこで本日は、一つの目標が絶たれた中で、我々がどのようにプレーしているのかをお話させてください。
フウガドールすみだは、昨シーズン(私は他チームの監督)はレギュラーシーズン11位、ファイナルシーズンを合わせると10位という結果だったので、少なからず前進できているという実感をチームとして持てています。それが、モチベーションを保つ要因のひとつになっているように思います。
ただ、順位という結果に反映されない時や連敗を喫してしまうこともあります(終盤は4連敗しました)。そういう時でも、前進している部分を、より具体的に伝えるようにしています。言葉で伝えたり、映像にまとめ、ミーティングで見せたりして、それを確信できるよう促します。少しでも前に進めているという感触はモチベーションを保つための大きな手助けになるからです。
次に、自ら選択した好きな競技をしているという事実を再確認することが、とても大事だと感じています。目標があろうとなかろうと、プレーする喜びを感じることができれば、やる気を失うことはないはずです。
また誰しも、思い通りのシーズンを送れる訳ではありません。それでも、それぞれの選手は翌シーズンも目標に向かって戦っていく訳です。そうであれば、翌シーズンこそ目標を達成できるよう、今からその努力を始めていくべきなのではないでしょうか。中途半端なプレーをしたところで、次に繋がるものは殆どありません。
つまりは、「そして人生は続く」ということですね。
至極当たり前の話ですが、実際にプレーを楽しんだり、自分やチームの為に努力し続けるということが、とても難しいのも事実です。なので、日々そこに立ち帰れるよう、そういった話を様々な角度から伝えていくことが、監督の大きな仕事のひとつの様に思います。
そして何より、すみだを応援してくれる方々はもちろん、すみだを応援していなくても試合を見てくれている方々のためにも、良い試合をしたいという気持ちが、大きなモチベーションになります。
私は、フットサルを愛おしくなるような試合をしたいと日々思っています。我々の特徴である高い熱量、リズミカルなパス回し、組織的なプレッシング、スピード感のある攻防…といったものをふんだんに発揮し、見ている人にそれを楽しんでもらえたら、これ以上幸せなことはありません。
アカデミー生たちには、やる気が薄れて来た時は、とにかく楽しんでプレーすることを意識してほしいと思います。夢中でボールを蹴っていれば、自ずと道は開けてくるはずです。好きであるということは、最大のエネルギー源ですからね。
それではまた!