皆さま、お疲れ様です。

 

ここしばらく、大した記事は書いておりませんでした。

そこで、久々に少し為になる記事を書こうかと思います。

 

「ネット銀行」

 

このフレーズ、嫌いな方が多いのではないでしょうか。

 

私も正直好きではありません。

 

しかし、一般の方からはネット銀行を使いたいというお話があります。

そこで、ネット銀行について書きたいと思います。

 

では、

なぜ不動産屋にとってネット銀行というフレーズが嫌い

なのか?

 

すでに不動産売買に従事されている方はお分かりでしょう。

 

我々不動産屋が間に入れず、お客様と銀行が直接契約する。

したがって、本当に借入できるのか不安がある。

 

これが、リスクが高くて怖いということになります。

 

仲介業者として、自分の手のなかで売買を進めたいものです。

それに対して、ネット銀行を使う場合は買主任せとなります。

 

怖いですよね~(><

 

では、ネット銀行と市中銀行を比較しましょう。

 

市中銀行

・対面取引ができる

・担当者と電話等で打ち合わせができる

・事前審査等の手続きを不動産屋が代行できる

・決済を実店舗にて行える

・司法書士を地元の知っている先生を使える&報酬も安い

 

ネット銀行

・対面取引ができない

・担当者と打ち合わせは当然できないので暗中模索となる

・事前審査はお客様任せなので、ミスしていても分からない

・決済は事前に振込み手続きが必要

・司法書士の選定が銀行任せとなる&報酬は高い

 

その他、いろいろと違いがあります。

 

・物件価格以外に諸費用を借りることが出来るのか?

・諸費用はいくらまで借りれるのか?

・メーカーオプションは物件価格に含むか除くのか?

・保証料は無いが事務手数料型が得なのか損なのか

・団体信用保険が外資系で通るか怪しい

・本審査期間がどのくらいか?

・金消契約から決済までの期間は?

 

等など、とても悩ましいことが多いです。

 

私の場合、今までネット銀行を使った取引をしています。

その都度銀行へ連絡し、確認します。

場合によってはたらい回しにあいます。

 

実はネット銀行以外でも、都銀も同様な問題があります。

そして、都銀がネット銀行的な要素を取り込んで、中途半端な取引をしています。

 

しかし、一般の方はこんなことは知りません。

 

あくまで買主さんは「私はお客様」という認識です。

私たち不動産屋にとっては、買主も売主もお客様です。

 

従いまして、

「私はお客様」という方はネット銀行は自力で頑張る必要があることを知らず、無理難題を言うことが多いのです。

 

私は売主様もお客様なので、

ネット銀行を使いたくない売主様が多い

ことを重視します。

 

仲介業者という仕事は、売主と買主のどちらを立てるかというと・・

 

売主を立てるしかありません。

 

この業界、

売主>買主>仲介業者

というヒエラルキーがあります。

 

契約を取りたいばかりに買主様の要望ばかり聞くと、ネット銀行を使いたいという買主様に振り回され、最後は売主様との継続した取引ができなくなることになります。

 

このネット銀行の扱いについては、よくよく考えてくださいね。

 

最後に・・・・・・

 

このブログをお読みの方で、ネット銀行の使い方の具体的な話を聞きたい方は、私へ直接メールまたは電話をください。

指南いたします。

 

もちろん無料で(^^;

-------------------

はー、久々に真面目に記事書きました。

 

私の近況ですが、今年はマツ耐(主催マツダ)という耐久レースのスポットドライバーとしてハンドルを握ることとなりました。

レースは二年ぶりなので、練習に行かなきゃと思う毎日です。

 

ブログ読者の方、オートポリスの無料体験走行券を差し上げます。

家族サービスに、マイカーでワイワイ体験できますよ(^^