テレ東深夜枠をメインにヌルめのバラエティーをヌルく語ってみる

テレ東深夜枠をメインにヌルめのバラエティーをヌルく語ってみる

何となく眠れずに点けたテレビに、見るともなしに映っているヌルいバラエティー番組。そんな深夜の雰囲気を壊さない様に分析・評論などは極力避け、ヌルい感想を書ければいいなぁと。

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各局とも秋の改編期と言う事で、寂れかけたブログも更新しておかなくては… と思い立ってみたら、7月の改編期は完全に書き忘れていた事に気付いて焦った。

春先に比べればテレビを見る時間も増えた様に思うのだけれど、以前の様にガッツリはまっている感は無い様な気もしている。
個人的には7月のアナログ停波が結構影響していて、実は自室のPCが地デジ対応できていないので、いわゆる「視聴習慣」が崩れてしまった模様。たまに自室でも携帯のワンセグで見たりはしているのだけれど、やっぱり何か違うよな、と。

そんなわけで今回も、覚え書き的な更新になります。m(__)m

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月曜

■「アイドリング!!!」→木曜「フジテレビからの~!」内に移動

書いてみて改めて気が付いた。で、驚いた。月曜深夜枠は見ている番組が無い。
「テレビを見る時間も増えた様に思」っただけで、そうでもない様な気もして来た。

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火曜

■「あらびき団」→終了
久しく「録画して面白そうな所だけ見る」状態だったので、そこそこ長い事見ていた番組が終わった感慨はあっても、ショックの様な物は無かった。

番組が見られなくなる事よりも、「あらびきスター」達の今後が気にならないでもない。そう考えるとAMEMIYAは良いタイミングでブレイクしたなぁと。某CMに出ていたのには驚いたけれど。

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水曜

■「ゴッドタン」→土曜に移動
いっときのダレた感じを通り過ぎて、また面白く見られる様になって来た。以前にも書いた通り番組の内容ではなく、見ている方のテンションの問題ではある。

水曜深夜枠撤退SP」の松丸選抜総選挙は、例によっての茶番だろうとは思いつつも、相内アナが後任と言う設定の妙なリアルさもあって、少々ドキドキさせてもらった。

■「おねだりマスカットDX!」→「おねだりマスカットSP!」
録画はしているものの見ていない回もそこそこある有様で、こちらは完全に倦怠期と言った所。

思うにアイドルのパロディと言うかメタ的存在だったマスカッツが「本物の」アイドルになってしまった事が、個人的にはいちばん影響してる様に思う。
先日の「めちゃイケ大運動会」では色んな意味で活躍していたマスカッツを、「ああ、マスカッツもゴールデンの人気番組に出る様になったんだねぇ」と、一歩引いた位置から眺めている自分に気付いたりもした。

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木曜

■「くだまき八兵衛X
毎回は見なくなってから、あっと言う間に全く見なくなってしまった。番組がつまらなくなったと言うわけではなく、元々ガッツリ画面に喰らい付いていたわけではない(もちろん「そう言う番組ではない」のだ)ので、恐らくはまさに「視聴習慣が変わった」と言う事なのだろう。

■「さまぁ~ずのヤリタ☆ガ~リ~」→終了
終わってみれば、大きなハズレ回も無く毎回面白かった。その代わり、大当たりの回も少なかった様に思う。

考えてみるに、今までの「神さまぁ~ず」枠と比べると下衆に流れ切っていない様子が「物足りなさ」に繋がっていた気がする。青木アナの不在とアイドルの使い方、要はさまぁ~ずのセクハラが余り見られなかったと言う事か。
詰まる所「さまぁ~ずのセクハラがもっと見たかった」と書いてしまったわけで… まぁオッサンが下衆いのは当然だろうと開き直るのも一興。

それはそれとして「男気水泳大会」の回で、リアルの姿を見られたのは嬉しかった。休業から復帰したのは知っていたが、テレビで見たのは随分と久し振りである。少々痩せた様に見えたのは、気のせいだろうか。

■「有吉AKB共和国
続けて録画を失敗したか何か、そんなきっかけで見なくなった記憶がある。「アイドリング!!!」が木曜に移動してからだと思っていたが、時間的には全く被っていないのでそれが原因ではなさそうだ。
覚えていない程度の理由で見なくなってしまったのは「テレビで見ない日は無い」程に大ブレイクしたAKB自体に食傷気味なのか、有吉の笑いに波長が合わなくなって来たのか、正直良くわからない。

■「フジテレビからの~!
要は「アイドリング!!!」を見ているのだけれど、ダラダラと全部見てしまう事も多い。ザキヤマの「スベリ芸」「ウザキャラ」も、深夜番組で見慣れているせいか素直に楽しめている。

ただ、他のVTR企画と違って「アイドリング!!!」の部分はスタジオのモニターに流れていない様子で、メンバーがスタジオにいるにも関わらず「今回は凄い事やらされてたね」的な絡みが無いのは少々勿体無い。
放送スケジュールから推測するに、恐らく「からの~!」の収録の時点では「アイドリング!!!」のVTRが出来上がっていないのだろう。

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金曜

■「タモリ倶楽部

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土曜

■「アリなし」→終了
終盤は殆ど見ていなかった。やはり自分としては「また『アリケン』やってくれねーかな」に尽きるのである。

■「アイドルの穴2011」→7月改編で終了
夏には「日テレジェニック」が決まるわけで、もちろん規定路線での終了。

それはそれとして本家(なのか?)「アイドル☆リーグ!」の方でメンバーチェンジがあったりと(何やらキナ臭い)動きがあるのが気になる。
まあそうは言ってもCSの本編を追っかけるつもりはなく、月に一度の地上波を見逃さない様に気を付けなければならないのを「面倒臭がりながらも見ている」程度なのは変わらず。
いや、これは水曜日の項に書くべきだったか。

■「板尾ロマン」→終了
気が付いたら見なくなっていた。理由は考えるまでも無く、「アリなし」を見なくなったからだろう。結局は「続きで何となく」見ていたと言う事だったか。

そう言えば「アリケン」の続きで「FUJIWARAのありがたいと思えっ!」を見ていた時期があったのを思い出した。FUJIWARAはあまり好きではなかったのに、である。

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日曜

■「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

■「さまぁ~ZOO」→水曜深夜「東京都さまぁ~ZOO」に移動
4月改編で始まった事は知っていたものの、最初の数回は見ていなかった。実は本当に動物番組だと思っていたのだ。

放送時間的に録画で見る事が多いのだけれど、外が明るい時間に見てもイイ感じのユルさを楽しめる。見始めて暫くしてから伊藤Pの番組だと気付いて、妙に納得したりもしている。

ただレギュラー陣の人数が多いせいか、さまぁ~ずが少々「楽をしている」様子に見えるのが惜しまれる。一応フォローしておくと、たんぽぽ や ザ・たっち や 大堀小島 が要らないと思っているわけでは決してない。

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こうやって書き出してみると、さほど「テレ東深夜枠をメインに」でもなくなってしまっている。思えばこのブログを書き始めた頃は、「バラエティ7」枠が物凄く濃ゆい時期だった様な気もする。

とりあえずは10月改編でどんな新番組が始まるのか、いつも通りユルく期待しながら生暖かく見て行く所存。
ご無沙汰しておりますm(__)mと言うか何と言うか。

最近すっかりテレビを見る時間が減った(ので、更新するネタもあまり無い)様に思っていたのだけれど、考えてみるとゴールデンのバラエティーを見る機会が随分と増えている。
とは言え晩飯を食いながら「漠然と」面白がっているだけではあるし、そもそもゴールデンのバラエティーとはそう言う物だろう。もちろん深夜枠だろうと、バラエティー番組とは「所詮そう言うもの」ではあるのだけれど。

ともあれ気が付けば春の番組改編期と言う事で、自分用の覚え書きと言う意味も多分に含めての更新。

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月曜

■「キングオブチェアー」→終了
1クールで規定路線と思しき終了。
敗者復活を含むファイナルステージは、それまでにも増して「競技としての不明瞭さ」ばかりが目に付き、今ひとつ面白がれなかった。流石にファイナリスト9人中5人までが「スケジュールの都合により辞退」では、興醒めとしか言い様がない。

■「ホメられてノビるくん」→「ホメられてノビるくんA
ガッツリはまるタイプの番組ではないものの、深夜枠らしいユルさを毎回楽しんではいた。
ただ、もともとバカリズム升野を目当てに見ていた事もあり、「A」になってからも積極的に見ようと言う気はしない。(と言うか、録画予約は止めてしまった)

ちなみに1stシーズンの最終回で「升野 十分。」のカンペを出したのは塩谷亮D。升野の言う「5年の付き合い」は、MC:升野/総合演出:塩谷で始まった「アイドリング!!!」を指していると思われる。
自分が画面に出る事を好まない種類のディレクターだと思っていたが、大晦日の特番でも若手芸人に混じって黄金風呂に落とされていた。

■「アイドリング!!!
CSの「アイドリング!!!」本放送を見慣れるに連れ、ますますダイジェスト版的な「薄さ」が目に付く。ただ、深夜とは言え地上波のアイドル番組としては「良くやっている」部類ではあろう。
もっとも、良いとこ取りのダイジェスト版であるが故に「ハズレ」の回が少ないのは美点である。

4月改編で木曜の「フジテレビからの~!」枠に移動が発表されているものの、この枠(ではなく番組なのか?)自体が「アンタッチャブル山崎とアイドリング!!!がメインらしい」程度の情報しかないので、とりあえずは明後日の初回放送を待つばかり。

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火曜

■「ニッポン・インポッシブル」→終了
こちらは2クールで、まずまず順当な終了。
番組を通してのメインはの「ひたすら県境を歩いてみよう!」に落ち着いた様子だったが、見ているうちにふと「あ、これは『電波少年』の『猿岩石』がやりたかったのか?」と思い当たった。そう考えると「深夜バラエティーに『泣かせ』は不要」派の自分が違和感を感じていた理由もわかった気がする。

結果ほぼ毎回見ていたのだけれど、終わってみれば昨春のスペシャル版がいちばん面白かったなあと。

■「あらびき団

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水曜

■「ゴッドタン


■「AKBINGO!
いっときは「週刊AKB」までチェックしていたのだが、正直飽きてしまった。特にAKB48のファンでもないオッサンとしては、「ありがちなアイドル番組」にしか見えなくなって来たと言う所か。
「推しメン」でもいれば見方が変わって来るのだろうけれど、強いて言っても小嶋陽菜。それも「有吉との絡みが面白い」程度の興味なので、要は「有吉AKB共和国」を見ていれば十分だと“納得した”のだろう。

■「おねだりマスカットDX!
相変らずと言えば相変らず。「小木のパイ母ちゃん」以来のパイ投げネタである「パイ寺」がレギュラーコーナーになったのと、「『めちゃイケ』からの贈り物」栗山夢衣の加入がポイントと言えばそうかもしれない。

ただ亀甲山(栗山)に関しては、「アリケリング!!!!」が無かった事になっているのが「アリケン」ウォッチャーとしては何とも寂しい。もちろん“同じテレ東とは言え誰も見てない事を自嘲ネタにしていた深夜番組”より、“他局ではあってもゴールデンの人気番組”を売りにした方がオイシイのは重々わかっている。

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木曜

■「くだまき八兵衛」→「くだまき八兵衛X
オセロ中島の(突然の)降板後、空いたレギュラー枠に優香を加えて「X」にリニューアル。他には「くだまきねーちゃん」の人数が増えた(アイドリング!!!7号:谷澤恵里香が居たのは驚いた)程度で、特に変わってもいない様にも見える。

個人的には「出演者が素人の回は見なくてもいいや」と切り分ける様になった。番組本来の主旨は「素人にくだをまかせる」所にあるのだろうけれど、いっとき多かった飲食業界同業者対決ネタ等はさほど面白がれなかった。逆に元おニャン子クラブ対決の回辺りはかなり笑えたし、番組でも「大好評企画」と称しているのだから、たぶん実際にそう言う事なのだろう。

■「有吉AKB共和国

■「さまぁ~ずのヤリタ☆ガ~リ~
「神さまぁ~ず」枠の復活は、あまり期待していなかっただけに嬉しい。放送枠やスポンサーの繋がりは無いものの、スタッフもかなり重複しており、何より「あの番組」の空気感が健在なのだ。後番組として扱っても誰も怒らないだろう。
と、ここまで書いてから気が付いた。今度の番組には青木アナがいないのか…

ちなみに番組公式サイトは(リンクを貼ろうと思ったのだけれど)まだ見当らない。そう言えば「マルさまぁ~ず」も公式サイトができるまでに暫くかかったのを思い出した。リンクが貼れずに難儀したのがちょうど1年前だったのかと、少々懐かしくもある。

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金曜

■「タモリ倶楽部

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土曜

■「アリなし
アシスタント(と言うか、ほぼ立っているだけ)の「水着のオネーチャン」(以前の様にオネーチャンが誰かをチェックしてリンクを貼ったりしないのは、単にモチベーションの問題である)や勝敗自体に興味を持たせる「ヘリクツ王決定戦」スタイルの導入等、テコ入れ自体は効を奏している様に思える。
出演者も(タレントとしての好き嫌いは大いにあるものの)バラエティー的な論客として面白い所が揃って来た。開始当初より格段に面白い番組になっている事は間違い無いので、最初の数回で止めてしまった方がおられれば、是非もう一度見て頂きたい。

ただし自分が毎週見たいかと問われれば「かなり微妙な線」である。やはりディベートバラエティーと言うスタイルその物が、自分には向いていないのだろう。「アリケン」の後番組でなれば、自分は見ていないだろうとも思う。
録画してガッツリと言う見方ではなく、深夜にダラダラと笑いながら見る分には楽しめそうな気がしているので、リアルタイムで(軽く一杯ひっかけながら)見る体力が無いのが悔やまれもする。

■「アイドルちん」→「アイドルの穴2011
規定路線通りのリニューアル(と言うか何と言うか)。相変らず内容より、メンバーと目的が違うだけの同じ番組を作っている事の方に興味が行ってしまう。
未見の方向けに一応書いておくと、比喩でも誇張でもないのである。同じMCが仕切る同じフォーマットの番組を同じスタッフが作っており、時には同じ企画を流用する事すらある。突き詰めてしまえば「みんな不景気が悪い」のであろうけれど、これはこれで(決して嫌味ではなく)面白いし、何やら興味深いのだ。

ところで、元キャンパスナイターズ矢敷姉妹が出ていたり(妹は第1回で脱落していたけれど)する辺り、ガチのオーディションとは違う次元の「バラエティー番組として成立させる要員」的なメンバーが含まれている様に見えないでもない。ある意味「フジテレビ深夜の顔」だったキャンパスナイターズが「日テレジェニック」に選ばれるとは思えない… と言うのは勘繰り過ぎだろうか?
もっとも昨年のスターティング・メンバーは覚えていないし、一昨年は番組自体を見ていないので、「いやいや、毎年そうですけど何か?」と言われればそれまで。

■「板尾ロマン
番組としてひとつの目標だった「スーパーライブ」が中止になった事は、あまり宜しくない意味での転機になったのではないだろうか。個人的には「板尾さんは来てくれるのか?」と言う惹きが無くなった事で、急激に興味を失ってしまった。

要は“バカリズムのいない「ホメられてノビるくん」”と同様に、見続ける理由が無くなったと感じている。この先「板尾さん」が登場する趣向があるだろう事は想像に難くないものの、“多少「ハズレ」の回があっても頑張って見続ける”程のモチベーションは維持できそうもない。

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日曜

■「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

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番外

■「バナナマンのブログ刑事
実家で見られる事が最近わかったので、父親ご自慢のHDDレコーダ付きテレビにコッソリ録画設定してある。やはり単純に、バナナマン(と大島麻衣の組み合わせ)は面白い。

この番組の様に、地方局制作で在京局でネットされない番組に妙に惹かれる事がままあるのだが、この「惹かれる」感覚が上手く表現できないと言うか、自分でも今ひとつ掴み切れていない。ただ、在京キー局では作れない番組カラーの様な物が感じられて、単に“普段見られない番組=隣の芝生は青い”だけではない様な気がしている。
例を挙げるなら「さまぁ~ず げりらっぱ」「よゐこ部」(「げりらっぱ」は少々古いし「よゐこ部」はTBSで短縮版が放送されていたが)辺りになるだろうか。まぁこのブログらしく深夜バラエティーと言う事にはなるのだけれど、「地方局カラーの様な物に惹かれる感覚」に共感していただける方がいらっしゃれば幸いである。

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総体としては相変わらす「アイドリング!!!」で笑い転げているし、「アイドリング!!!」繋がりでバカリズム升野の出ている番組を追いかけているのも同様。
そして相変らず「ゴッドタン」も「マスカット」も、このブログを始めた頃の様には面白がり切れないままである。詰まる所は前回の更新から、あまり変わっていないと言う事か。

「こんな時に『アリケン』が復活してくれたらなぁ」「お父っつあん、それは言わない約束でしょう」とお約束のボケを書くのは簡単なのだけれど、実は今「アリケン」を見たら当時と同じ様に面白いのだろうかと気になっている。
もし面白くなかったらこのブログ自体を否定する事になる様な気がして、実際に録画を見返す踏ん切りが付かないのだ。
夏から諸事情、体調、モチベーションの低下その他が重なって、すっかり放置してしまった。放置中もチェックして頂いた方や、ペタや読者登録してくださった方々には「ありがとう」と「ごめんなさい」を申し上げさせて頂きたい。

そうこうしている間に秋の改編を越え、生き残った番組もあればそうでない番組も… と書きたい所なのだけれど、このブログ的には“生き残った番組”が殆ど無いと言う惨状になってしまった。
特に「マルさまぁ~ず」と「アリケン」の終了は少なからず厳しい物があり、元通り毎日だの週3だので更新するモチベーションは出て来そうもない。

とりあえず現在チェックしている番組を並べてお茶を濁しつつ、このブログ自体の方向性も探れるのではないかと思い立った。ご用とお急ぎの無い向きは、暫しお付き合い頂ければ幸い。

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月曜

■「キングオブチェアー
今夏のSPは面白かったものの、レギュラー化したからと言って毎週見たいかと聞かれれば微妙な所ではある。
出演者が水に落ちる際はいつの間にかピンマイクを外していたり、高くもない天井に仕掛けられた(カメラには映さない)トラップに気付かなかったりと、「そうだよなぁ、テレビだもんなぁ」的な部分に目が行ってしまうと面白がれない。
この“ガチ感”の甘さによって、今ひとつ明解さに欠ける「ファイナル進出者」の決定方法までも「スケジュールとかギャラとか、そう言う事でしょ?」的な納得をしてしまうのが、色々な意味で残念と言った所か。
それ以前に24時台の1時間番組は見る方の体力的に厳しい物があるし、放送時間が下記「ホメられてノビるくん」と微妙に被るのも、個人的には難点なのだ。

■「ホメられてノビるくん
番組表の出演者欄に「バカリズム」の名前をみつけて見始めた。好きな芸人さんの1人ではあるけれど、意識して追いかける様になったのは「アイドリング!!!」にハマって以降である。
3回目の放送の前に「やるのはやくないですかSP」と称したSP、「おかわり」と称した第1回・2回の再編集番組が入ったのは、フジテレビ的に力が入っていると言う事なのか何なのか。
それはそれとして、自称“人見知り”で芸人さん多数出演のバラエティーだと前に出ない事の多いバカリズムが、メンバー中最年長と言う事もあってか比較的伸び伸びとしている様に見えるのが嬉しくはある。

■「アイドリング!!!
曜日と放送時間(とタイトル)が変わった「アイドリング!!!日記」。もともとCS放送の「アイドリング!!!」本編を見慣れていない層にもわかりやすく噛み砕いてみました的な番組ではあったのだけれど、「日記」が取れてからは更に番組の体裁がきちんとし過ぎていると言うか、本放送の“ちゃんとしてなさ”が見え難くなってしまったのが少々残念な気もする。
そんな事を書いているうちに、以前からCS本放送ダイジェスト部分の尺が短いと今ひとつ「見た気がしない」状態だった理由に思い至った。単純な話、地上波オリジナルの部分にはバカリズム升野が出ていないのだ。自分がハマっているのが“「アイドリング!!!」と言うアイドルグループ”ではなく“バラエティー番組の「アイドリング!!!」”である事を再確認して、一安心した様な次第。

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火曜

■「ニッポン・インポッシブル
今春のSPと比べても、全体に更に真面目な番組になっているのは、痛し痒しと言った所である。また三宅裕司が加わった事によって、おぎやはぎの存在が(SP以上に)薄くなっている様に見える。
個人的な好みで言えば“泣かせ”の要素が、以前素直に褒めた“興味深い”“ためになる”部分を殺してしまっている様に思えて邪魔臭く感じた。
いずれにせよ“深夜のユルいバラエティーを愛する者”としては、今後ブログで取り上げる事も無さそうに思う。

■「あらびき団
番組内でも(半ば自虐的に)言及している通り、目標とされていた「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」の終了によって、貴重なショートネタ番組になってしまった。
いっその事、王道のネタ番組にシフトすると言う方向性もアリの様な気はするが、やはり“テレビではあまり見られない(完成度の低い)芸”を見せてくれるのが、この番組の醍醐味であろう。

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水曜

■「ゴッドタン
このブログを書き始めた頃から(たかだか1年なのだけれど)変わっていない“数少ない”番組のひとつ。元々このブログの軸としていた番組と考えると、唯一の生き残り的な存在になってしまった。
ただ、何故か最近(理由は全くわからないものの)おぎやはぎの芸風を面白がり切れない自分に困っている。それでも劇団ひとり(この番組を見始めるまでは、あまり好きな芸人さんではなかった)やバナナマン、バカリズム辺りを見て笑っていれば、また“波長が合う”時期が来る様な気がしている。

■「AKBINGO!
「ゴッドタン」のほぼ真裏ながら、どうにかチェックはしている。ソコソコにハードな罰ゲーム系の企画等もあって、AKBにさほど興味の無い自分でもそれなりに笑える(回も少なくない)番組ではある。
ただ、何となくMCのバッドボーイズが(例えば「アイドル☆リーグ」「有吉AKB」の有吉弘行や「アイドリング!!!」のバカリズム升野に比べて)MCと言うより、単なる司会進行に甘んじている感が気にならないでもない。要は「別にバッドボーイズじゃなくても良くね?」と言う気がするのだけれど、あくまでも主役はAKBメンバーであると言う意味では、それはそれで正しい在り方なのかもしれない。

■「マルさまぁ~ず」→終了
まさか「神さまぁ~ず」枠が終わるとは、思ってもいなかった。「マルさまぁ~ず」でスポンサー色が鼻に付いたのも、やはり数字(および予算)的に苦戦していた事の表れだったのだろうか。
ともあれ、「神さまぁ~ず」前期を除いても2年半。深夜バラエティーとしては“異例の長寿番組”と呼ばれても良い部類ではあろう。「インスタント女王様」を筆頭として、伝説もいくつか残したのではなかろうか。

■「ちょいと!マスカット」→「おねだりマスカットDX!
内容的なリニューアルは無いものの、前リーダー蒼井を筆頭に「おねマス」メンバーの復帰やら新メンバー加入やら、ますます訳がわからくなりつつある。
「アイドリング!!!」にハマってやっと気付いたのだけれど、要は“20人前後がメンバーチェンジをしながら続いて行くアイドル番組”が週1回30分では、絶対的に時間が足りていないのだ。同様のシステムを持つアイドル番組を振り返れば「夕焼けニャンニャン」も「DAIBAッテキ!」も「アイドリング!!!」も(フジテレビ系の番組ばかりだが)帯番組だった。
この“絶対量の問題”は、自分がマスカッツ4期生をロクに覚えられないうちに、卒業生を含めたアイドリング!!!20数人を全員覚えてしまった(先日まで元1号加藤沙耶香すら知らなかったのに)と言う事が証明している様に思う。もっとも、それはそれで“いいオッサンが困ったモン”ではあるのだけれど。

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木曜

■「くだまき八兵衛
ゲスト(と言って良いのか?)やお題によって当り外れが大きい様に感じるものの、それも“好み”の範疇であろうし、不思議と“外れ”でもあまり気にならない番組ではある。
その辺りが深夜枠の正しいユルさと言えばそんな気もするし、番組の設定に合わせて軽く一杯やりながら見るのがちょうど良いのだろう。

■「有吉AKB共和国
曜日と時間は変わったものの特に路線変更は無く(番組内でも“小嶋の衣装が変わっただけ”“有吉に至ってはバッジ(勲章)が着いただけ”と自虐ネタにしていた)、深夜らしいユルさで適度に笑える番組のひとつはである。
キッチリ「面白かった」と言えるのは、小嶋陽菜の「鎧を着て~」コーナーぐらいなのだけれど、やはりと言うか何と言うか自然消滅してしまったのは残念。

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金曜

■「タモリ倶楽部
この番組に関しては、自分如きが今更何も言う事は無い。このブログにも何度か書いたと思うのだけれど、続いている事自体が既に大きな価値を持っているのではなかろうか。

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土曜

■「アリケン」→「アリなし
「アリケン」の終了も驚いた。「最終回」すら最後まで「サブタイトルが『最終回』なだけじゃねえの?」と疑って見ていた程である。この番組もやはり“深夜枠にしては長く続いた方”と言えばそれまでなのだろうか。
「アリナシ」になってからは「ディベートゲーム」と言う枠が邪魔になって、“好き勝手にやってる感”が薄れたのは如何ともし難い。ただ、何故かわからないのだけれど前期「神さまぁ~ず」に良く似た臭いを感じるのだ。2クールぐらいで、元の“悪ふざけ””バカ企画”系のバラエティー番組に再リニューアルしそうな気配があると思うのは、多分に希望的観測を含んでいるのか。

■「アイドルちん
一言で言えば、目的の設定と出演メンバーの違う「アイドル☆リーグ」。ないしは「アイドルの穴2011」が始まるまでの繋ぎ、と言っても良いのかもしれない。メンバー以外の目新しさは無く、タイムテーブル的にも「アリなし」「板尾ロマン」の裏なのだけれど、困った事に結構面白いのである。
恐らくは“何となくは知っている”“どこかで見た事はある”アイドルが多いと言う、自分としてはちょうど面白がれるメンバー構成になっている点が大きい様に思う。要は“大幅なメンバーチェンジの後、今ひとつ手放しで笑えなくなった「マスカット」”の逆と言っても良いのかもしれない。

■「板尾ロマン
板尾創路も好きな芸人さんの1人なのでチェックはしているものの、この番組に関してはナビゲーター的な立ち位置であるし、そこから動きそうもない。今の時点では“若手芸人中心の(ありがちな)コント番組”と言った辺りが正直な所である。

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日曜

■「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
「タモリ倶楽部」と同じく、自分如きが今更何も言う事は無い。やはり同じく、続いている事自体の価値であろう。
ただ、恐らくは自分が“ダウンタンが若手だった頃から見ていた世代”だからこそ笑える部分が多々ある様な気はしている。要は最近“若い人が見ても面白い番組なんかなあ?”と言う危惧を覚える様になったのだが、単に自分が歳を取ったと言う事なのだろうか。

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改めて並べてみると、結構な本数の番組を見ているのに驚いたりもする。もちろん録画して見返したりの“ガッツリ見ている”番組は数本だし、まだ改編期後と言う事もあって“一応チェックしているだけ”の番組も少なくない。
そんなこんなで来春の改編まで“ブログを書きたくなる様な番組”が無いままかもしれないし、何か化ける番組が出て来たりするかもしれない。逆に自分のテンションがどれかの(ないし全く別の)番組に合って行く可能性もあるだろう。

少なくとも暫くは“面白い番組があったら(たまに)更新する”スタイルにさせて頂くつもりではある。仮に何カ月か後“アイドル番組ブログ”になっていたら、それはそれでヌルく笑って頂けたらと思う。その前に自分で笑ってしまうだろうけれど。