【ご予約受付開始！】beyerdynamic　COSTUM ONE　PRO 詳しいレビュー有り

こんばんわ、マツコです

20日～21日までポタフェスの応援へ。22日、東京から戻って参りました。その前に少しでも東京を観光したいと思い、一人浅草へ行ってきました。

朝9時。何も開いていない。そりゃそうだ。一人はさすがに淋しかったので、ジョン・レノンを連れていくことにした。

いかかだろうか。

実際に雷門を見たのは初めてで、有名な撮影ポイントでパシャリ。

「写真撮ってもらってもいいですか？」

とカップルに声を掛けられ、写真を撮ってあげましたが、終始私の掌のジョン・レノンを見ていました。ごめんなさい。

煙を浴びるジョン・レノン

犬と戯れるジョン・レノン

イマジン(大阪に帰ってから無性に淋しくなったのは言うまでもありません)

さて、参りましょう！ビッグニュース！！！

遂に発表されました、beyerdynamic　CUSTOM ONE PROが本日よりご予約受付開始となりました！

春のHeadphone Festival2012、今回当店主催のイベントPOTABLE AUDIO FESTIVAL2012でも展示されておりました。ポタフェスでも注目度が高く、他の企業様からも注目されておりました。

今年の目玉商品！早速チェック～

▼beyerdynamic　CUSTOM ONE PRO　e☆特価￥22,800-(ご予約受付中/10月末頃入荷予定)

魅力その1　デザインが自由自在に変更可能

フェイスプレートも別売りですが数種類用意されていて、好みのデザインに変更が可能。ヘッドパッド、イヤーパッドも数色用意しているそうです。

自分の好みにデザインが変更できるっていう所がとても購買欲を沸かせます笑。そして、実際に変更できるプレートに合わせて素材を切り抜けば、自分の持っている素材をハウジングのフェイスプレートとして使用できるそうです！アメージング！海外ではデザインもオーダー出来るそうです。ゆくゆくは国内でもやっていただけるのでしょうかね。

ちなみに海外で行われたIFAフェスではこんな物が展示されていたそうです。

【いってきた】IFA2012 in ドイツ Part2

魅力その2　装着感抜群　心地よさも兼ね備えた一級品

ポタフェスの際にあやぱんに装着して頂きました。

女性の方だと大きく感じるかもしれませんが、大きさ調節の幅が広く男性には嬉しいですね。

(写真はパッドを外した裏側です)

イヤーパッドは着脱可能で、beyerdynamicDTシリーズやTシリーズのイヤーパッドと交換可能です。CUSTOM ONE PROに付いているイヤーパッドは分厚く、着け心地も良し。本体自体重くないので、軽い装着感でポータブルヘッドホンとしても活躍できます。

ヘッドパッド部分はマジックテープになっていて、楽々交換可能。もちもちしていて優しく頭を守ってくれます。ヘッドパッド部分もまだ取扱い日等はわかりませんがバリエーションがいくつかあるみたいです。

魅力その3　このヘッドホンの最大の特徴は、実は見た目ではなく音です

そうなんです。このヘッドホンの最大の魅力。ハウジングの後ろ側、後頭部側にスイッチが付いています。このスイッチを切り替えると４段階に可変し、Dry Bass、Linear、BASS Boost、Heavy Bassの4つに可変します。スイッチをスライドさせると密閉、半開放、開放にヘッドホンの性質を変えることが出来るのです。

実際に試聴してみました。

①Dry Bass⇒密閉(開放0)

主に重心は中域メインです。そして高域に光沢感が見られ、煌びやかな印象です。低域は乾いた感じでバスドラの音も軽めですが、密度はありしっかりとしています。輪郭がスッキリしていてぼわついた感じはありません。一番beyerdynamicらしい音質だと思います。高域の存在感があるので、繊細で高域に動きのある曲を聴くのがお勧めです。

②Linear Bass⇒開放1

①に比べると低域に重みが出て、臨場感も増しました。ベースラインに張りが出てくるのでこれだけで聴きごたえのある音質になります。音全体とうまく混ざり合って程よい柔らかさもプラスされます。高域の伸びはあまり変化は見られませんでした。なのでバランスも良く、聴き心地がよかったです。

③Bass Boost⇒開放2

名前の通り、一気に重心が中低域に寄りました。ずっしりとした低域はマットな感じなので聴き疲れはしにくいと思います。ウォーム感が増すので、輪郭は②よりも丸くなりました。開放していく過程で、高域はさほど変化は見られませんでした。恐るべし。なので、高域の音質はそのままに低域だけを乗せた感じ。ただ、高域特有の煌びやかさは若干埋もれます。視野もグンと広がります。

④Heavey Bass⇒開放3

低域重視のリズミカルな音。ライブ音源等、臨場感のある音源など聴く際に良いと思います。一つ一つの音の輪郭は損なわれますが、大地を叩くような生命力溢れる音で楽しく聴けます。いままでbeyerdynamicで体感できなかった低域再現にわくわくしました。①とは全く違った音質なので、これ一つで何通りも楽しむ事が出来ます。

個人的に一番おススメは②です。

音場が広いという感じはありませんでしたが、この価格帯だったらばかなり買いだと思います。中域はやや大人しめだとはおもいますが、高域も程よく伸びるので、これは売れます！

そして、今回は店頭スタッフのタラちゃん、ボンちゃんにもレビューをお願いいたしました。

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タラちゃん

たしかにこれは見た目からちょっとクセあるヘッドホン。自分好みに密閉と開放を調節しながら音楽を楽しむスタイルができるという。何とも面白い。

早速着けてみると装着感は耳を覆うタイプで着けた時に何か音が広く出そうな感覚はありますね。そして音を密閉の方に回し聴いてみると、低音がボンボンでますね。広がりのある低音でスピーカーを近くで聴いてるようなようなそんな印象。ただちょっと低音がボアっとくるので聴き疲れしそうです。

そういうときは開放の方にしていただくと、スカッと晴れてくれます。

調節次第ではモニターとしてもつかえるヘッドホンではないでしょうか。

そして全体的にみても中高域はクリアな印象。なので自分好みにカスタム出来るという部分で見るとすごい面白いです。

ただし、その分意見も分かれるとは思いますが、この曲をこういう風に聴きたいという部分がある方でしたら変化を楽しめると思います。

ボンちゃん

「質実剛健」まさにこの言葉がぴったりなbeyerdynamicから、たっぷりの遊び心を備えて登場したこの機種。
最大の売りは、何と言ってもやはり、密閉型と開放型のどちらにでもコンバーチブルである点であろう。

しかしこの機種、なかなかの曲者だ。と言うのも、密閉時と開放時の音質が、全くの別物と言えるほど異なり、それに加えてこのジャンルではパイオニアの役割を担うこの機種は明確な比較対象が存在しないからである。
密閉時の音質はややブーミーで量感たっぷりの低音がいやおうなしに気分を盛り上げる。そこから開放へとシフトすると、辺りの壁が取り払われたかの様に空間が広がり、先ほどまでの低音は思った以上に影を潜める。
密閉時の密度の濃い音と比べると、とてもスッキリとした音。
また密閉にシフトすると、まるでクラブの入口をしめた様に音場が狭くなり、低音の渦が押し寄せる。と、言ったように、この機種はまさに２つの顔をもち、beyerdynamicではかなりの異端児である。
個人的には大いに歓迎する存在であり、心を動かされる機種である。
これからこの機種がどのように受け入れられ、このジャンルがどのように展開していくか、今から非常に楽しみだ。

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これはかなり濃密な商品レビュー。勉強になります！

個人的にはもかなり面白い商品と思っています。賛否両論あるとは思いますが、奥が深い商品だと思っております。