いやいや、矢張りサルガド、素晴らしかった。
人の光と影を見つめ続け、焼き付けて来たサルガドの、大いなる旅路の果てに拡がるこの地球の生命力。
ヴェンダースは静かに頷きつつその足跡へと僕らを誘う。
サルガドが如何にサルガドへと至ったか?と、そのキャリアを丁寧に追いつつ、フィーチャーされる数々の傑作フォトグラフの圧倒的な説得力に唸る秀作ドキュメントだ。
サルガド本人や父、そして共同監督も務める息子の言葉もフィーチャーされてますが、何より写真が雄弁で、それを劇場の大スクリーンで観られる醍醐味ったら!
時間軸に沿ってその旅路を追って行けるので、彼の変化が非常に解り易いのですが、にしても、僅か二時間の尺でダイジェストにして行くには、一つ一つのプロジェクトが濃厚過ぎて…
サルガドのパンフは、折角なんだからもうちょっと作り込んで欲しかったな。
このサイズなんだし、写真をもっとフィーチャー(したら高くなるのかな?)するとかさ。

