マッドマックス1&2 | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

『マッドマックス』&『マッドマックス2』 

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2015年8月 @ 塚口サンサン劇場

デス・ロードから遡る事30云年…さぞかし時代の流れを感じるのかと思いきや、道は真っ直線に繋がってた!
いつスクリーンが破れるのか?なテンションは、既にギヤMAX! 


『マッドマックス』も『マッドマックス2』も、観るのは10年振りどころじゃなかったけど、まぁ、そりゃ30云年経ても熱狂的に愛され続け、デス・ロードなんてバケモノ生んじゃうわ!と納得の衝撃とおもろさ。


『マッドマックス』

{68A0DD00-6F5D-4468-9217-02B2909E655E:01}1979年の作品。
見るからに超低予算。それをアイデア…ではなく無謀な映画愛で乗り切った記念すべき一作目。
兎に角生命張ってる。
何度も嘘やろ!?なアクションに言葉漏れる。
SF的設定が希薄な故余計に。 


一応デス・ロードはリメイクでなく4作目って位置付けなので、ここが原点な訳ですが、確かに見直すと生き続けている設定が散見される。
意味合いは異なれどV8もあるし。

似たアクションやショットもチラホラ。
監督が今作にどれだけ思い入れあるのかが解る。 


しかし、今作も高いテンションのアクション一辺倒と言う訳でなく、マックスと家族の平穏をゆったりと映した描写が記憶以上に多かったし、警察仲間達のユーモラスな職務の日常もあったり…
だからこその後半の怒りが際立つ。

 

『マッドマックス2』

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昔TV放送で何度も見て大興奮してた筈なんだけど、スクリーンで味わってしまうと、今迄の興奮のハードル設定低過ぎてた事を痛感。

これがなかったら諸々時代の流れ変わってたぐらいの傑作なのに、MAXにMADで惚れ惚れ。


前作の成功で予算が10倍に膨れ上がったそうだけれど、ジョージ・ミラー監督のこれがやりたいんやぁー!が一切ブレないので、注ぎ込むべきとこ間違いなし。
デス・ロードへ一直線に繋がるピュアな映画愛の暴走。


子供の頃見てた時は兎に角出てくる登場人物が皆怖かったんですが、改めて観てもよくこんなの見つけて来たなぁ~と感心する。
キャラ立ち半端ないし、言及されないけどその背景見える造形も巧み。 


昔2とサンダードームはよくTVでやってたので何回も見たのですが、1は中々見る機会なく、随分経てから見た時にはその余りの落差に驚きましたが、1↗️2と立て続けて観ると、矢張り直線上に繋がってんだよね。
ブレてない。 


結構細々とした設定はちゃんと連作として押さえてるし、2の頭で1を回想しつつ、何故こんな世界になったのか?も押さえてるいるのが巧い。
昔はレンタルもなかったし、続編前に前作を見返す手段もなかっただろうからこれはありがたいよね。 


勿論今作もアクション一辺倒でなく、オートジャイロに乗る男や、ブーメラン扱う野生児との交流が乾いたマックスの心を潤す展開であったり、オーストラリアと言う歴史を巧みに編み込んだ暴力と搾取の物語であったりと味わい深い。

 

そんな背景を描き込んでおいての、待ってましたー!な怒涛のカーチェイスは、矢張りスクリーンで対峙しなきゃ!!!