相変わらずのダルデンヌ節なれど、ネガ/ポジを行き来しつつ、ガシガシと歩むサンドラに軈て賛同の票を投じたくなる。
幾分カラフルな彩りと、効果的且つストレートな音楽の挿入が新鮮。
テーマ選びやストイックな語り口と、納得のダルデンヌやなぁ~でしたが、それでも今回は新境地か?と思わせる様な要素がチラホラ。
マリオン・コティヤールの起用もその辺りの変化に呼応したものなのかしら?とか思いつつも、実は今迄も色使いなんかは割に面白かった気はする。
前作の赤いジャージだとか。
唯こんなにカラフルだった記憶はないけど。
コインランドリーの壁の色とかインパクトあったなぁ。
兎に角歩く・歩く・歩く。
ブー垂れたり、時に挫けたりもしつつ。
その姿が先ず鮮烈で、マリオンのキャスティングが活きている。
残酷な現実がそこに見えるのだけれど、彼女の訴えが動かした他人の心はきっと次に繋がるのだ。
しかしエンドロールの雑踏が『イマジン』を経た後では“煩く”って吃驚!
