2015年1月 @ 塚口サンサン劇場
やっべぇー!あの予告に騙されて劇場スルーしちまうところやった…
戦場の非日常な日常、絶望的恐怖、蠱惑的高揚感。
見た事もない画のリアリティに四方八方囲まれ、軈てマシーンへと感覚磨耗して行く我々…
やれプロパガンダだ、戦争の美化だと、紋切り型でコピペ満載な批判(思考の停止 © ハンナ・アーレント)に溢れてたんで、おっ、こいつは…と興味持った私の不純さを叩きのめし呑み込む、あの戦場の画の圧倒的に蠱惑的な高揚感!を、引き摺り落とす絶望的恐怖。
ちょっと観た事もない戦場の画や、当然残酷な描写、はたまた不意に覗く各人の人間性なんてのが、どれも並列に、呆気なく、絶望に呑まれて行く。感傷に浸る間もなく。
そもそもこれ背後に国を背負ってる描写が皆無なんだよなぁー
ステレオタイプに過ぎる“ナチへの憎悪”の描写も、よりもっと広義な“戦場”を描く為な気がしないでもない。
