四十九日のレシピ | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

『四十九日のレシピ』
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2013年11月 @ 西宮OS


うっしゃー!
タナダユキ会心の傑作!!!
この作品が観た人皆の踏み切り板になるだろう。

そして、僕は熱々の豚まんの君になる!


タナダユキ、表面的には毎回ほんわかな内容な様でいて(今作はまぁ、ほんわかもあるけど)その実はどんどん凄み増してて、時折逃げ出したくなる程恐いとこある。
初子➡苦虫女➡俺たち➡ふがいない僕。と、一応作品のテーマは順を踏んでるよね?
こうなると次は…


永作!と蓮司さんはもう文句ないし、期待通りなんだけど、何飛び出るかわかんない二階堂ふみちゃんがやっぱ肝だね!
彼女がいる事で、重いトーンのスクリーンに一陣の風が舞う瞬間が心地好い。
そして淡路さんがもう!いやぁ…返す返すも素晴らしい!
岡田くんは何とも美味しいね(笑)。


そして、そして、そして、今作もまた近藤龍人撮影…
今年自分にとって重要な邦画の内三つも彼が撮ってるんだもん。参るよ。
いかにもタナダ的な、室内の翳りの陰影が素晴らしかったです。
川も美しかったぁ。


おとみさんがお富でなく乙美なのもポイント高し(笑)。
この乙美さんの生前は若かりし頃ばかりで、晩年の姿は本当数シーンなんだけど、だからこそその中心の空洞が豊かに満たされてく様は感動的だ。

あのレシピカード欲しい!


今作、西宮OSではプレミアムシアターで観れたんだけど、ここは塚口サンでのシアター1的存在で、そのミニシアター感には中々に心地酔う。
お客さん、まぁまぁ入ってたけど、そう言えばシネコンなのに途中でトイレ行く人一人もいなかったな。あとエンドロール途中で退席する人も。