ポルトガル、ここに誕生す | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

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2013年10月 @ 元町映画館

これだけの名匠揃ったオムニバス!ってこちらの構えはオープニングからいきなり解除させられる。
四者四様、与えられたテーマを自由に解釈して(時に無視?)、驚く程伸び伸びと映画撮ってるのに頬が緩む。


アキちゃん撮った『バーテンダー』からして、もう相変わらずっーか、クスクスクスクスしてる内に終わっちゃう。そしていつもの侘しさの余韻がほろ苦く後を引く。
まぁ、しかし、何て強烈な原色なんでしょうね、あれ。


ペドロ・コスタの『スウィート・エクソシスト』はもう途轍もなくど迫力なテンションの画と音に慄いてたら、あっと言う間。
あれやこれや理解の範疇に収め様とするこちらを嘲笑うかの様な不気味なまでのシュールさと、しかしどこか滑稽でもあり…
何せ、トンデモスリリング!


エリセの『割れたガラス』は一転して、何とも居心地の良い涅槃の様な時間感覚がスクリーンに表出するドキュメンタリー。
やがて語られる内容から“語る事”そのものへと向けられる眼差しは、とても映画的。
ご馳走様でした。


オリヴェイラの『征服者、征服さる』の鮮やかで軽やかでチャーミングなユーモア爺さんっぷりにニンマリして、はい終い。